メキシコ、米と協議継続 関税発動3月4日に迫る
メキシコのシェインバウム大統領は25日、トランプ米政権によるメキシコとカナダに対する関税発動の一時停止期限が3月4日に迫る中、貿易政策を巡り米政府と協議を継続していると明らかにした。写真は1月、メキシコ市で撮影(2025年 ロイター/Henry Romero)
[メキシコ市 25日 ロイター] - メキシコのシェインバウム大統領は25日、トランプ米政権によるメキシコとカナダに対する関税発動の一時停止期限が3月4日に迫る中、貿易政策を巡り米政府と協議を継続していると明らかにした。
トランプ大統領は今月4日、両国の輸入品に25%の関税を課すと表明したものの、両国が国境対策強化に応じたことを受け、発動を1カ月停止し協議を続ける方針とした。
トランプ大統領が24日、カナダとメキシコに対する関税発動は「予定通り」という認識を示したものの、シェインバウム大統領は引き続き米国との潜在的な貿易戦争の回避に向け「合意に達すると期待している」と述べた。
同時に、関税発動の可能性に備え、報復関税「プランB」を含む緊急時対応計画は用意されているとも述べた。
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