「意識を飛ばしたいくらいしんどかった」ノロウイルス感染の男性が語る恐怖 100人超の食中毒発生の回転寿司店を利用 店は15日まで営業自粛 富山
富山市の回転寿司店で発生したノロウイルスによる食中毒。症状を訴えている人は11日午後3時までに101人まで増えています。店を利用した20代男性はおう吐や高熱、倦怠感などの症状に苦しみ、「意識を飛ばしたいくらいしんどかった」とノロウイルスへの感染の恐怖を語りました。 【写真を見る】「意識を飛ばしたいくらいしんどかった」ノロウイルス感染の男性が語る恐怖 100人超の食中毒発生の回転寿司店を利用 店は15日まで営業自粛 富山 ノロウイルスによる食中毒は富山市上大久保の回転寿司店「番やのすし大沢野店」で発生しました。 富山市保健所によりますと、11日午後3時時点で101人がおう吐や下痢などの症状を訴えています。 ■就寝中に突然、吐き気が… チューリップテレビは、4日夕方にこの店からテイクアウトで寿司を購入したという20代男性に話を聞くことができました。 男性によりますと、発症は寿司を食べた4日午後10時ごろからおよそ1日半が経過した6日午前3時ごろでした。就寝中に突然吐き気を催したといいます。 店を利用した20代男性 「寝ているときに急に吐き気がして、無理やり寝ようとしたが、どうしても吐き気が止まらなくて、一度トイレに行くかとなって、トイレにいった瞬間に出した(おう吐した)」 男性はその後、午前6時・9時にもおう吐。さらに午前8時ごろにはおう吐だけでなく、発熱や倦怠感などの症状も加わったといいます。 店を利用した20代男性 「この段階では37.9℃。体感ではだるくて、38℃はいっているんじゃないかなくらい。結構、倦怠感、悪寒がすごかった」 午前10時ごろに病院を受診し、医師の問診でノロウイルスと診断されました。 店を利用した20代男性 「検査はされなくて、『思い当たる食べ物を言ってください』で、『4日に寿司を食べた』『たぶんそれですね』という感じで。いろいろ症状とか聞かれるうちにノロウイルスですねと診断された」 また、男性は吐き気や悪寒、倦怠感だけでなく、腹痛も一日続いたほか、午後に入ると下痢の症状もあったといいます。 ■1日で回復も「しんどかった」 体調が回復したのは翌日の7日でした。