<1分で解説>「気づかなかった」 群馬知事、前橋市長のメールに

山本一太・群馬県知事

 群馬県の山本一太知事が20日の定例記者会見で、前橋市の小川晶市長から携帯電話に2度メールをもらっていたが、「気づかなかった」として、返信していないと説明しました。これは、小川市長が市職員と複数回ホテルを訪れた問題について、市民との対話集会で「(知事に)直接会って話をと何度か声をかけたが、お返事がない」と話したことを受けての発言です。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「群馬知事、前橋市長からのメールに気づかず」について解説します。

Q 山本知事が小川市長からメールを受け取っていたって聞いたよ。どんな内容だったの?

A 山本知事によると、11月上旬、小川市長から自身の携帯電話のメールに「一度ゆっくり会ってお話ができないでしょうか。時間をつくってもらえませんか」といった短いメッセージが届いていました。

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Q 山本知事はどうして返信しなかったの?

A 山本知事は「ものすごい量のメールが来て、ものすごい勢いでチェックしているので気づかなかった」と説明しています。

Q 小川市長は山本知事の周囲にも連絡していたのかな。

A 山本知事によると、小川市長から県秘書課や事務所には連絡がなかったそうです。

Q 山本知事は、もし気づいていたら小川市長と会っていたのかな?

A 山本知事は「個人の携帯メールに送るのは2人で話したいということ。市議会が不信任決議案を出そうとしている中、市長とこそこそ話し合っていると外に出たら疑念を持たれる」と話し、メールに気づいたとしても面会の申し出は受けなかったと話しています。

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