【ルヴァンカップ結果まとめ】 FC今治はセレッソ大阪にあと一歩及ばず。カターレ富山は名古屋グランパスをPK戦で下す!

【写真:Getty Images】

ルヴァンカップ2回戦の結果は?

 2025JリーグYBCルヴァンカップ1stラウンド2回戦の8試合が16日に行われた。J1で首位に立つアビスパ福岡は敵地で栃木SCと対戦。1回戦でいわきFCとの死闘を制して2回戦に駒を進めてきたRB大宮アルディージャは、ホームでFC東京と対戦した。

 ギラヴァンツ北九州と横浜FCの一戦は、11分に試合が動く。駒沢直哉がゴールを奪い、横浜FCが先制する。さらに49分には、オウンゴールから追加点を奪い、リードを2点に広げる。北九州は53分には渡邉颯太にPKを決めて、1点差に詰め寄ったものの、反撃はここまで。2-1で勝利した横浜FCが、次のラウンドに駒を進めた。

 水戸ホーリーホックが、ガンバ大阪をホームに迎えた一戦。前半は0-0で折り返すと、後半も試合は動かず、延長戦に突入。すると94分にアウェイチームが均衡を破る。ファン・アラーノがネットを揺らして、ガンバが先制点を奪う。このまま水戸に反撃を許さなかったガンバが、1-0で勝ち切った。

 福島ユナイテッドFCと柏レイソルは、アウェイの柏が、5分にジエゴのゴールで幸先よく先制に成功する。さらにアウェイチームは、19分に戸嶋祥郎がネットを揺らして、リードを2点に広げる。それでも福島は、矢島輝一が前半終了間際に立て続けに2点を奪い、2-2で後半へ。迎えた83分、渡井理己がネットを揺らし、柏が福島を突き放して、3-2で勝利を飾った。

 ブラウブリッツ秋田と東京ヴェルディのゲームは、33分に石田凌太郎がネットを揺らして秋田が先に試合を動かす。このまま秋田が逃げ切るかに思われた後半アディショナルタイム2分、木村勇大がネットを揺らして、ヴェルディが土壇場で同点に追いつき、決着は延長戦でつけることに。すると迎えた118分、福田湧矢が値千金のゴールを奪い、ヴェルディが苦しみつつも、2回戦を突破した。

 RB大宮アルディージャとFC東京の戦いは、0-0で迎えた56分に均衡が破れる。マルセロ・ ヒアンがネットを揺らして、FC東京が先制する。対する大宮は、82分に杉本健勇の得点で追いつき、延長戦へ。勝ち越しに成功したのはアウェイのFC東京。98分にマルセロ・ ヒアンがこの試合2ゴール目を決めると、8分後にも得点を奪い、ハットトリックを達成。マルセロ・ ヒアンの活躍でFC東京が大宮に3-1で勝利を収め、次のラウンド進出を決めた。

 FC今治がセレッソ大阪をホームに迎えた一戦。セレッソは12分にヴィトール・ブエノのゴールで先制すると、3分後にはジャルンサック・ウォンコーンが追加点を奪い、早い段階で2点のリードを奪う。それでも今治は、32分に竹内悠力のゴールで1点を返すと、2分後には 藤岡浩介がPKを決めて、瞬く間に同点に追いつく。勢いに乗った今治は、53分に日野友貴のゴールで試合をひっくり返す。逆転されたセレッソだったが、80分に獲得したPKを香川真司が沈めて、3-3に。試合は延長戦へ。すると延長後半終了間際の118分に奥田勇斗がゴールを決め、セレッソが4-3で今治を振り切り、2回戦を突破した。

 カターレ富山と名古屋グランパスの一戦は、90分で試合が動かず、延長戦に突入する。延長戦に入ると一気に試合が動く。99分に武颯が均衡を破ったものの、対する名古屋も2分後にマテウス・カストロがネットを揺らして、すぐさま同点に追いつく。その後は得点がは生まれず、PK戦へ。これを6-5で制した富山が接戦をものにした。

 栃木SC対アビスパ福岡の一戦は、福岡が4分に佐藤颯之介が得点を奪い、先制に成功する。それでもホームの栃木は、71分に屋宜和真がネット揺らして、試合を振り出しに戻す。追いつかれた福岡だったが、81分に 紺野和也がネットを揺らして、逃げ切りに成功。2-1で福岡は栃木を下した。

【試合結果】 ギラヴァンツ北九州 1-2 横浜FC 水戸ホーリーホック 0-1 ガンバ大阪 福島ユナイテッドFC 2-3 柏レイソル ブラウブリッツ秋田 1-2 東京ヴェルディ RB大宮アルディージャ 1-3 FC東京 FC今治 3-4 セレッソ大阪 カターレ富山 1-1(PK:6-5) 名古屋グランパス 栃木SC 1-2 アビスパ福岡

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