高市首相の厄介事 解散・総選挙いつか 文芸春秋が王座転落していた 花田紀凱 花田紀凱の週刊誌ウォッチング(1060)

新年の恒例で伊勢神宮を参拝する高市早苗首相ら=1月5日午後、三重県伊勢市(川村寧撮影)

新年最初の各誌が出そろったが、これといったスクープはなし。米国のベネズエラ攻撃も『週刊文春』(1・15)がコラムで触れた程度。全体的に読みたい記事が少ないのは残念だ。

そんな中で、『週刊新潮』(1月15日迎春増大号)のトップ、ワイド型式の「高市首相が挑む『5つの厄介事』」は手堅い。まず最大の関心事、「解散・総選挙はいつか」。

「通常国会の会期末である6月が最も濃厚」と政治部記者。

<「今月23日から始まる通常国会では、まず予算案が審議されます。自民党は『103万円の壁』引き上げなど国民民主党の要望を吞(の)むことで同党の協力を取り付けており、年度末までに容易に成立すると見られている。その後での解散が最も早いタイミング」>

予算成立後には、旧姓の通称使用拡大や国家情報局の創設など、保守色の強い法案が多数、提出される。

<「成立すれば高市カラーが鮮明に押し出せる」(同)>

他には、国民民主の連立入りや公邸に引きこもった年末年始などなど。

『週刊文春』のトップは「『高市総裁が天の願い』 統一教会㊙報告書3200ページ全文入手!」。

<自民党調査に名前が無いが、つながりが深い議員も複数登場している>というが、そもそも統一教会問題で一番の疑問は「宗教団体が選挙の応援をしてはいけないのか」という点だ。

何の問題もなかろう。

昨年11月、日本ABC協会(Audit Bureau of Circulations=新聞雑誌部数公査機構)が、令和7年上半期(1~6月)の雑誌実売部数を公表。

総合月刊誌ではついに『文芸春秋』が王座転落。寂しい。

『致知』 12万1711

『文芸春秋』 12万0264

以下、一般週刊誌。

『週刊文春』 18万0353

『週刊新潮』 9万6120

『週刊ポスト』 9万2787

『週刊現代』 7万2776

『週刊プレイボーイ』5万5189

『週刊大衆』 5万2926

『AERA』 2万2287

ビジネス・マネー誌。

『日経ビジネス』 11万5271

『プレジデント』 9万1905

『週刊東洋経済』 4万2430

(月刊『Hanada』編集長)

関連記事: