《結婚願望ナシの中村七之助がゴールイン》ナンバーワン元芸妓との入籍を決断した背景に“実母の終活”(NEWSポストセブン)
『女性セブン』は昨年6月、七之助が京都の芸妓・A子さんと真剣交際中であることを報じていた。同年5月に都内で行われた人間国宝・中村歌六の長男で歌舞伎俳優の中村米吉(32)の披露宴にも、A子さんと一緒に参列していたという。 「A子さんは30代で、京都の花街で抜群の人気を誇るナンバーワン芸妓です。浮世絵の美人画からそのまま出てきたような清楚な方ですよ。三味線や小唄もこなす芸達者で、歌舞伎役者の中にも彼女のファンは少なくありません」(梨園関係者) 七之助は、2012年12月に亡くなった十八代目中村勘三郎の次男で、中村勘九郎(43)の弟。若き名女形として知られるほか、NHK大河ドラマ『どうする家康』の石田三成役などテレビの世界でも活躍している。そんな彼は梨園きってのモテ男としても有名だ。 「女優などとも浮名を流してきましたが、七之助さん本人は結婚に消極的だったようです。兄の勘九郎さんは27才のときに女優の前田愛さんと結婚しましたが、七之助さんは『結婚する気はない』と宣言。『妻も子供もまったくほしいと思わない』とまで言ってのけ、周囲もあきらめかけていたといいます」(芸能リポーター) そんな色男の心を射止めたA子さんとの出会いは数年前。七之助は、知人に紹介されたA子さんに一目惚れしたという。 「A子さんは、七之助さんにほかの女性の影が見えたときも『役者さんとはそういうもの』と割り切って、責め立てるようなこともなかったといいます。そういう気っ風のよさにも惹かれるところがあったのでしょう」(前出・梨園関係者)
昨年6月の時点で、七之助は歌舞伎の公演などで京都に行く際、A子さんの自宅に頻繁に出入りし、すでに夫婦同然の生活を送っていた。ゴールインまで秒読みと思われたが、『女性セブン』の取材に対して、七之助は、交際は認めつつも結婚については言葉をにごしていた。 ──どういったところに惹かれたのでしょうか。 「芸達者ですし、真面目なかたです」 ──結婚も考えていらっしゃる? 「いやいや(笑い)。まだそこまではあれですけど……すみません、ありがとうございます」 “まだそこまではあれですけど”と語っていた取材から約10か月、ついにゴールインとなった。七之助にどのような心境の変化があったのか。 「勘三郎さんが57歳で亡くなってから、その妻である波野好江さんは、勘九郎と七之助、ふたりの息子を母として支えてきました。息子たちの母親に対する感謝の念は強いようで、4月12日には好江さんの誕生日会を盛大に行っています。 また、勘三郎さんが亡くなって、中村屋の代々の土地の大半を好江さんが引き継ぎました。好江さんはその土地を何年もかけて少しずつ息子たちに贈与しているようで、きっと彼女なりの“終活”の一環なのかもしれませんね。 もともと結婚願望はそれほどなかった七之助さんですが、“母親を安心させたい”という気持ちが強くなっていったのかもしれません。特に好江さん は、A子さんの人柄を気に入って、着物や帯もプレゼントしていましたからね……」(前出・梨園関係者) 梨園きってのモテ男の吉報。よっ待ってました!