「≠ME」11日イベントは「警備を増強し予定通り開催」と発表 乱闘、強奪“壊し屋”トラブルで中止以来

 指原莉乃(32)がプロデュースする女性アイドルグループ「≠ME(ノットイコールミー)」の公式サイトは8日、11日に大阪・吹田市内で予定されていたCD発売記念イベントを「来場者のみなさま、出演メンバー及び従事するスタッフ、会場施設の安心安全な運営を鑑み、当日の警備、案内スタッフを増強して」開催すると発表した。 公式サイトは「≠ME 10thシングル『モブノデレラ/神様の言うとーり!』発売記念スペシャルリリースイベント@ららぽーとEXPOCITY開催に関して」と題して文書を掲載。「本イベントは予定通り開催とさせていただきます」と告知した。続けて「重要なお知らせ」として「来場者のみなさま、出演メンバー及びイベントに従事するスタッフ、会場施設の安心安全な運営を鑑み、当日の警備、案内スタッフを増強してイベントを開催させていただきます」と先月29日のトラブルを念頭に警備を強化すると記した。 「≠ME」のCD発売記念イベントを巡っては、4月29日に来場者の暴行トラブルが原因で急きょ中止となっていた。当時、来場者同士がもめるトラブルが複数発生。特設テントにいたスタッフ数人が対応に向かい、スタッフが手薄になった特設テントに20人ほどが一気に押し寄せ、優先入場券を奪って走り去った。CDを買うために並んでいたファンが阻止しようとするなどして現場は騒然。“強奪犯”と体が接触したスタッフが軽傷を負い、主催者は警察に通報した。奪われた優先入場券が使用された場合、メンバーやファンに危害が加えられる恐れがあるとして、主催者はイベントの中止を決定。正午前、既に来場していたファンにアナウンスするとともにグループの公式サイトでも報告した。「暴力行為を行った当事者については、警察に情報提供を行い今後弊社グループの全てのイベントへの参加をお断りさせていただきます」と“出禁”を申し渡していた。 イベント関係者によると、前日の28日に「伝説の乱闘があるかも。乱闘したい人、見たい人来てください」とレイクタウンへの来場を呼びかけるSNS投稿があったという。レコード会社関係者は「その投稿と今回のトラブルの関係性は分かりませんが、最近、地下アイドルのライブやイベントの邪魔をする“壊し屋”の存在が問題視され、警戒している」と話した。29日もスタッフが少なくなったテントを複数人が襲撃しており、計画的犯行の可能性を指摘する声があった。 公式サイトの発表全文は以下の通り。5月11日(日)開催予定の≠ME 10thシングル「モブノデレラ/神様の言うとーり!」発売記念スペシャルリリースイベント@ららぽーとEXPOCITYに関して、本イベントは予定通り開催とさせていただきます。■重要なお知らせ来場者のみなさま、出演メンバー及びイベントに従事するスタッフ、会場施設の安心安全な運営を鑑み、当日の警備、案内スタッフを増強してイベントを開催させていただきます。主催者、運営スタッフ、会場関係者の指示に従わない場合、また、イベント開催のルールから著しく逸脱したと認められる場合には会場からご退場いただきます。イベント会場および周辺エリアにおいて、設置されている柵やベンチなどに登る、立ち入り禁止エリアへ進入する、立ち止まり禁止エリアで立ち止まるなどの危険行為や禁止行為を行なった場合や、イベント運営の妨げとなる道具等の使用、秩序を乱す行為等があった場合は、会場運営スタッフの判断によりイベント会場および周辺エリアから退場していただきます。その場合の返品対応、会場までの交通費・宿泊費等の補償はいたしません。安心安全で楽しいイベントになるよう、ご協力の程よろしくお願い致します。【日時】2025年5月11日(日)14・00〜【会場】ららぽーとEXPOCITY 1F空の広場〒565--0826 大阪府吹田市千里万博公園2―1

【出演メンバー】尾木波菜・落合希来里・蟹沢萌子・河口夏音・川中子奈月心・櫻井もも・菅波美玲・鈴木瞳美・谷崎早耶・冨田菜々風・永田詩央里・本田珠由記

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