性能爆上がりらしいM5チップ、すでに発注済みのよう
来年秋まで待つかどうかは…。
Apple(アップル)のM4チップを採用した新製品群は、大幅なパフォーマンス向上が好評のようです。でも、すでに来年登場のM5チップを見据え、メーカーは始動しているとのことですよ!
TSMCが手がけるM5チップ
MacRumorsは、韓国のThe Elecによるリークを報じました。どうやらAppleは、台湾の半導体製造メーカーのTSMCへM5チップの製造を発注済みの模様。今夏には試作段階を終えており、来年後半の大量生産に向けた準備が着々と進められているみたいですね。
気になるM5チップの仕様ですけど、意外にも、期待されていた最新の2nmプロセスでの製造は、コスト面から見送られたとのこと。しかしながら、3nm製造プロセスとなるものの、TSMCの新たな3D構造を採用するSystem on Integrated Chip(SoIC)技術により、M4チップからの飛躍的な性能アップを実現するそうです。立体的な3Dアプローチによって、放熱や電力損失などの問題が改善し、パフォーマンス向上につながっているんだとか。
M5チップが初搭載されるのは?
うわさでは、新チップを採用するApple製品のことが流れてはいました。もし順調にM5チップの量産体制が整えば、やはり2025年秋に「MacBook Pro」から新搭載モデルがリリースされてくるという路線が手堅いでしょうか? その後、2026年初めに「MacBook Air」が、M5チップで刷新されるとの予想です。
なお、気になるのは「iPad Pro」の動向でしょう。もしかしたら、来年はM5チップの完成を待って、秋に新モデルを発売という展開があるかもしれません。とはいえ、そこまでは待てないでしょうし、ほしいときが買い時なので、ここは待たずにいま買っちゃうという選択肢だって十分ありでしょうけどね。