菅野智之、MLB初勝利にチームメートはロッカールームで大騒ぎ(J SPORTS)

ボルチモアのベテランルーキー右腕が、シーズン2試合目で記念すべきメジャー初勝利を手にした。

オリオールズの菅野智之は現地4月5日(日本時間6日)、敵地カウフマンスタジアムでのロイヤルズ戦に先発登板すると、5回1/3を投げ、5安打1失点、4奪三振1四球と好投し、チームによる8-1の勝利に貢献するとと、おに、今季初勝利をマークした。

◆試合結果 オリオールズ|0 2 0 0 0 4 2 0 0|8 ロイヤルズ |0 0 0 0 0 1 0 0 0|1

現地局『ESPN』は試合後、電子版に「ホリデイとスガノが、オリオールズの連敗脱出に貢献」と題した記事を掲載。

その冒頭で「ジャクソン・ホリデイが、2点適時打でボルチモアが4得点を挙げた6回の攻撃を牽引し、トモユキ・スガノがソリッドな5イニング以上をもたらすなか、オリオーズが土曜に8-1でカンザスシティ・ロイヤルズを退け、連敗を3で止めた」と伝えた。

この日の右腕の投球について「最初に対戦したロイヤルズの打者8人を連続で打ち取ったスガノ(1勝1敗)は、5回1/3を投げて5安打1失点に抑えた」と振り返った。

一方、『MLB.com』は試合後に掲載した菅野のメジャー初勝利を伝える記事の冒頭で、右腕が前回のメジャー初登板で手の痙攣により降板した際、緊張がその一因だったことについて触れた。

その上で、「この土曜には、その緊張は消えていた」とし、「メジャー2度目の先発登板で、スガノはなぜ彼が『NPB』史上最も輝かしい投手の1人であったかを証明した」と綴った。

さらに記事では、「試合後、オリオールズはスガノを洗濯用カートの中に座らせ、ビールかけで彼の達成を祝福した。チームメイトによる歓喜の声は、カウフマンスタジアムのトンネル通路まで聞こえた」と、初勝利に対するチーム内での祝福の模様を伝えた。

ブランドン・ハイド監督は、「今、みんな彼の初勝利に興奮しているよ。彼は洗濯用カートの中に入っているんじゃないかな。クラブハウスへ向けた握手の列で、彼はとても興奮していたし、我々も皆が興奮している」。


Page 2

「今日の彼は、前回よりも断然落ち着いてと思う。彼はトロントでの初先発の時は、少し緊張していたようだった。今日はスプリングトレーニングで見せていたように、全ての球種の制球がとても良かった」とのコメントを掲載。

続けて記事では、「そして、その球種はかなり多い」とし、「スガノはまたも多種多様な球種を投げて登板を終えた」と右腕の豊富な投球レパートリーについて触れた。

その上で、「彼はスプリットを23球(26%)、スイーパーを23球(26%)、カーブを14球(16%)、カッターを13球(15%)、速球を12球(13%)、そしてシンカーを4球(4%)投げて、ロイヤルズの打者を翻弄した」と、この日の投球内容について伝えた。

J SPORTS 編集部

J SPORTS
*******
****************************************************************************
*******
****************************************************************************

関連記事: