【直撃】「男のロマン」阪奈道路で暴走繰り返す『ローリング族』38人検挙「行政が悪い」「免許取り直せばいい」住民は「寝られない」(2026年8月14日掲載)|YTV NEWS NNN
大阪府内のカーブが続く山道で危険な運転を繰り返したとしていわゆる「ローリング族」の男女38人が検挙されました。現場を取材して見えてきた危険走行の実態と、身勝手な言い分とは? (報告・神谷果歩記者)「今すごい音を立ててバイクが走り去っていきました」「今、制限速度の40キロで走っていますが、明らかに速いスピードと大きな音を立てて車が走っていきました」 これは、2025年8~9月に、警察が大阪府大東市の「阪奈道路」で撮影した映像です。 2車線の道路で、はみ出し通行が禁止にもかかわらず、センターラインを越えて、前を走る車を追い抜いていきます。 「阪奈道路」で暴走行為などを繰り返したとして、いわゆる「ローリング族」とみられる20~40代の男女38人が、道路交通法違反の疑いで検挙されました。 この「阪奈道路」とは、大阪府大東市と奈良市を結ぶ一般道路。 急勾配とカーブが連続する山岳道路で、古くから「関西走り屋の聖地」と呼ばれ、 かつては「マッハ族」や「カミナリ族」と呼ばれるグループが危険運転を繰り返してきました。 実際に夜の現場を走ってみると…。 (報告・神谷果歩記者)「かなり急なカーブですね。体が左に持っていかれます。暗い中だと先が見通せないので、ゆっくりスピードを落とした運転をしていないとセンターラインを越えてしまいそうになります」 急勾配にヘアピンカーブが続きます。 (報告・神谷果歩記者)「壁、かなり傷ついていますね。車が当たった跡でしょうか」 カーブを曲がりきれず、車などが接触したとみられる痕跡も。 読売テレビは、実際に「阪奈道路」を走る「ローリング族」の男性を直撃しました。 (ローリング族(走り屋)の男性)「『速く走りたい』というのが強い。男のロマン。やっぱり、お父さんがもともと昔ここ走っていたので、そういう影響も大きいかな」 一方、近隣住民からは切実な声がーー。 Q.困っていることは?(近隣住民)「毎晩のようにうるさいですね。寝れないときがありますね、毎晩。窓を閉めないと…それでもうるさいんですけど」 事故の危険や騒音は、近隣住民にとっては深刻な問題です。 (ローリング族の男性)「速さを求めたゆえに、仕方なく音が出ちゃってるみたいな感じです」 Q.38人検挙されたことを聞いてやめようとは? (ローリング族の男性)「思わないですよね。ただ単に免許が無くなるというだけ。僕らは2年我慢すればまた取れる話なので、それは行政の方が悪いところではあるのかな。いずれニュースになって出てくると、去年から思っていたので。別になんとも思わない」 検挙されても、「また免許を取り直せばいい」と開き直る『ローリング族』の男性たち。
危険運転をなくすため、抜本的な対策が求められています。