舞台『ピグマリオン』“マイ・フェア・レディ”の原作喜劇、沢尻エリカ主演×六角精児×橋本良亮

舞台『ピグマリオン-PYGMALION-』が、2026年1月20日(火)から2月8日(日)まで東京建物ブリリアホール(Brillia HALL)にて上演される。その後、名古屋・御園座で2月13日(金)から15日(日)まで、福岡・J:COM北九州芸術劇場 大ホールにて2月21日(土)から23日(月・祝)まで、大阪・SkyシアターMBSにて3月5日(木)から8日(日)まで上演される。主演は沢尻エリカ。

『ピグマリオン』は、シェイクスピアに次ぐ英国人劇作家であり、ノーベル賞作家としても知られるジョージ・バーナード・ショーが1912年に執筆した傑作喜劇。オードリー・ヘプバーンが映画版の主人公イライザを演じたことで広く知られるミュージカル『マイ・フェア・レディ』の原作にあたり、『プリティ・ウーマン』の着想源のひとつにもなっているロマンティック・コメディ作品だ。1913年にウィーンで初演されて以来、「20世紀初頭の英語演劇の傑作」として長きにわたり愛され続けている。

物語では、ロンドンの花売娘イライザが、音声学者ヒギンス教授と出逢ったことをきっかけに上流階級の公爵夫人へと生まれ変わっていく姿を描く。厳しい訓練を経て教養を身につけたイライザは、自分の意志で人生を選択する。ミュージカル『マイ・フェア・レディ』で描かれたロマンティックなラストとは大きく異なる、イライザの選んだ真の結末に注目だ。

主人公イライザ役を演じるのは沢尻エリカ。2024年に主演作『欲望という名の電車』で舞台デビューを飾った沢尻が、英国喜劇に初挑戦する。また、イライザを変貌させるヒギンス教授役は六角精児が演じ、上流階級の家庭で育ったフレディ役はA.B.C-Zの橋本良亮が演じる。

演出を手掛けるのは、英国王立演劇学校の校長を15年にわたって務めた英国演劇界の重鎮、ニコラス・バーターだ。

主人公・イライザ・ドゥーリトル…沢尻エリカロンドンのコヴェントガーデンに住む花売り娘。激しいコックニー(ロンドンの労働者階級)訛りでしゃべる。激しい訛りはあるものの、逞しくて地頭のよい女性。夢は自分の花屋を出すこと。

ヒギンス教授…六角精児様々な訛り、発音を聞き分ける音声学者。コヴェントガーデンの路上で出会ったコックニー訛りの花売り娘、イライザを公爵夫人に仕立て上げる計画を思いつき、言葉遣いや立ち居振る舞いを完璧に矯正し訓練する。

フレディ・エインスフォードヒル…橋本良亮上流階級家庭の長男だが、女系家族の中で押され気味。コヴェントガーデンで偶然イライザと出逢い、その後、ミセス・ヒギンス邸でイライザと再会。イライザの真の魅力に惹かれていく。

クララ・エインスフォードヒル…清水葉月フレディの妹。社交界に馴染んでいて明るい自信家。上流階級でありながらも時代の変化を感じている。

アルフレッド・ドゥーリトル…玉置孝匡イライザをだしに金をせびろうとしたり、飲みに出ようとしたりするが、自由に生きている。


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ネポマック…市川しんぺーヒギンス教授の音声学の教え子で通訳。35ヵ国語話せると豪語し、社交場の通訳として生きている。

ミセス・ピアース…池谷のぶえ自己中心的なヒギンスの世話を焼く、ヒギンス家の家政婦。ヒギンス家の重要なしっかり者でパワフルな女性。

ミセス・エインスフォードヒル…小島聖フレディの母親。上流階級の資産家だが、内心では資産の逼迫を気にしている。

ミセス・ヒギンス…春風ひとみヒギンス教授の母親。息子が結婚もせず研究に没頭することを心配する。イライザの実証実験が始まったことを知り、ことの成り行きを見守る。

ピカリング大佐…平田満退役軍人でインドの方言の専門家。ヒギンスとイライザを引き合わせるキーパーソンであり、ヒギンス教授の計画に協力する。

音声学のヒギンス教授は、ある雨の夜、花売り娘のイライザと出会う。ロンドン訛りが強烈で教養の一欠片もないイライザ。そのイライザの夢は路上の花売りではなく、花屋で働けるレディになること。「この娘にたった6カ月で上流階級の話し方を身につけさせることは可能なのだろうか。」ヒギンスは面白い実験材料が見つかった!と喜び、盟友のピカリング大佐と協力して、イライザを徹底的に教育する日々が始まる。

過酷なレッスンを経て、ヒギンス教授とピカリング大佐の期待以上のレディに生まれ変わったイライザは、見事、社交界で大成功をおさめる。そんな中、若い青年フレディはイライザの真の魅力に惹かれていく。

【詳細】舞台『ピグマリオン-PYGMALION-』

作: ジョージ・バーナード・ショー

演出:ニコラス・バーター翻訳:髙田曜子上演台本:須貝英美術/衣裳:パメラ・ハワード出演:沢尻エリカ、六角精児、橋本良亮、清水葉月、玉置孝匡、市川しんぺー、池谷のぶえ、小島聖、春風ひとみ、平田満、渡辺慎平、松谷翔一朗、ウラシマ、根橋そら、恩田晴菜、小山うぃる■チケット販売スケジュール ※全公演共通チケット一般発売日:2025年12月21日(日)10:00〜オフィシャル先行予約受付開始日:11月7日(金)~■公演詳細・東京公演上演期間:2026年1月20日(火)~2月8日(日)

場所:東京建物ブリリアホール

住所:東京都豊島区東池袋1-19-1チケット料金:全席指定 14,000円 ※未就学児入場不可問い合わせ先TEL:0570-025-500(キョードーファクトリーチケットセンター、オペレーター受付時間10:00〜18:00)・名古屋公演上演期間:2026年2月13日(金)~15日(日)

場所:御園座

住所:愛知県名古屋市中区栄1-6-14チケット料金:全席指定 14,500円 ※未就学児入場不可問い合わせ先TEL:052-222-8222(御園座営業部、平日10:00〜18:00)・福岡公演上演期間:2026年2月21日(土)~23日(月・祝)

場所:J:COM北九州芸術劇場 大ホール

住所:福岡県北九州市小倉北区室町1-1-1-11 リバーウォーク北九州内チケット料金:全席指定 14,000円 ※未就学児入場不可問い合わせ先TEL:0570-09-2424(キョードー西日本、11:00〜15:00※日祝休み)・大阪公演上演期間:2026年3月5日(木)~3月8日(日)

会場:SkyシアターMBS

住所:大阪府大阪市北区梅田3-2-2 JPタワー大阪6Fチケット料金:全席指定 14,000円 ※未就学児入場不可

問い合わせ先TEL:0570-200-888(キョードーインフォメーション、12:00~17:00※土日祝休み)

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