「お酒の影響でアクセルとブレーキを踏み間違えた」 3歳の男の子が死亡 逮捕の男は飲酒運転で速度超過か 事故直前の映像を入手 【福岡発】
福岡市で3歳の男の子が巻き込まれ死亡した飲酒運転事故。逮捕された男が、事故直前に制限速度を超えて運転していた可能性があることが分かった。
3歳の男の子が大型バイクの下敷きに…
テレビ西日本報道部の取材班が入手した現場付近の防犯カメラ映像。数台のバイクが横切った後、黒い軽自動車が、かなりの速度で通り過ぎる。この僅か1分後、事故は起きた。
かなりのスピードで通り過ぎる軽自動車(福岡市西区・9月20日) この記事の画像(12枚)事故当時、現場近くにいた女性は「ヘリコプターが飛び、報道陣も来ていた。救急車も」と緊迫した状況を話した。
警察によると9月20日午前11時過ぎ、福岡市西区の県道で軽自動車が、走行中のオートバイ3台に次々と追突。
事故のはずみで追突されたバイクのうちの1台が道路脇にいた大分市に住む3歳の大山晴瑠ちゃんに衝突した。
目撃者の男性は「子どもが1人、バイクの下敷きになっていたのは見た」と話す。
また別の目撃者は「多分、子どもの意識がなくて…、看護士が2人くらい来て心肺蘇生していた」と生々しい状況を話した。
晴瑠ちゃんは、意識不明の状態で病院に搬送されたが、21日、死亡が確認された。またバイクを運転していた人など少なくとも5人がけがをしている。
「酒の影響でアクセルとブレーキを…」
事故後、警察官が車を運転していた男を調べたところ、呼気から基準値を大幅に超えるアルコールが検出されたため、危険運転致傷の疑いで男を現行犯逮捕した。
逮捕されたのは近くに住む無職、大神正治容疑者(68)で、調べに対し容疑を認めた上で「お酒の影響でアクセルとブレーキを踏み間違えてしまいました」と話しているという。
その後の捜査関係者への取材で、大神容疑者が「前日の夜から翌朝にかけてワインや焼酎を飲んだ」「買い物に行くため車に乗った」などと話していることが、新たに分かった。
送検される大神正治容疑者(福岡西警察署・9月22日)捜査関係者によると大神容疑者は事故直前、制限速度40キロの道路を速度超過して運転していた可能性があるという。
警察は容疑を危険運転致死傷に切り替え、調べる方針だ。
(テレビ西日本)