IMFナンバー2が8月末に退任、ゴピナート氏 ハーバード大教授に復帰

国際通貨基金(IMF)は21日、ナンバー2のゴピナート筆頭副専務理事が8月末に退任すると発表した。米ワシントンで4月撮影(2025年 ロイター/Elizabeth Frantz)

[ワシントン 21日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は21日、ナンバー2のゴピナート筆頭副専務理事が8月末に退任すると発表した。

ゴピナート氏はハーバード大学に経済学教授として復帰する。後任はゲオルギエワ専務理事が指名する。

ゴピナート氏は2019年に女性として初めてIMFチーフエコノミストに就任。22年1月から筆頭副専務理事を務めていた。

IMF人事を巡っては専務理事は欧州から、筆頭副専務理事は米国から選出する慣習になっている。ゴピナート氏の退任に伴い、米財務省は後任を推薦する機会を得るが、今のところ財務省からコメントは得られていない。

ゴピナート氏の退任発表のタイミングは予想外。ゴピナート氏自身の意思とみられる。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab

関連記事: