車で入り口を破壊…宝石店に強盗17人押し入る 店主は突き飛ばされ脳卒中に カメラが捉えた犯行の一部始終 アメリカ・カリフォルニア州
防犯カメラが捉えた宝石強盗事件の一部始終。20人近くいる強盗団がいきなり店内に侵入し、商品を奪い始めた。 事件が起きたのは、アメリカ・カリフォルニア州サンノゼにある宝石店で、9月5日午後2時頃、閉店準備が始まった直後のことだった。 バックしてきた車が入り口を破壊し、この直後には店の前に止まった3台の車からフードなどをかぶった集団が降りてきた。 そしてわらわらと店に押し入ると、ショーケースを破壊し宝石などを奪い始めた。侵入者の人数は17人だ。 88歳の店主は果敢にも抵抗を試みたが、手にしていた宝石を力ずくで奪われた上、突き飛ばされて立ち上がれなくなった。 その後も、大強盗団は店の至る所から宝石類を奪っていった。その内の1人は、無抵抗で立ち尽くす店員のポケットも漁っていた。 そして、クラクションが鳴ると、店内に残っていた数人も急いで店を後にし、複数台の車で逃走した。
車の突入からわずか1分足らずの犯行。被害額は最大で約1500万円にのぼるという。 突き飛ばされ脳卒中になった店主の親族がFNNの取材に応じ、憤りをあらわにした。 被害に遭った店主のめい: 叔父の意識はもうろうとしていて、目線も合わず、これはただ事ではないと思いました。彼らには道徳心の欠片もありません。人の命を顧みず、とにかく奪おうとするだけです。人間の心がありません。罪を犯したなら責任をとるべきです! 強盗団は姿をくらませたきり、まだ一人も捕まっていないという。 (「イット!」9月10日放送より)
イット!