横浜FM、10・18浦和戦を前に観戦ルール遵守呼びかけ…“横浜ダービー”の重大違反受け周知徹底か(サッカーキング)
横浜F・マリノスは10日、2025明治安田J1リーグ第34節の浦和レッズ戦(18日/日産スタジアム)に関する観戦ルールについてクラブ公式サイト上で周知を行った。 横浜FMのクラブ公式サイトは「10月18日(土)の浦和レッズ戦におきまして、ご来場の皆さまが安全かつ快適に入場、ご観戦いただけるよう、ローカルルールを設定しておりますのでご案内いたします。また、バックスタンドはホームチームの応援席となり、ビジターチームの応援及びユニフォームの着用はできかねます。ご観戦の際にはルール遵守にご協力のほど、よろしくお願い申し上げます」と発表。「横浜F・マリノスは、“安全で快適なスタジアムづくり”に率先して取り組んでおります。お子さまも安心して観戦できるスタジアムづくりにご協力をお願いいたします。ご来場を心よりお待ち申し上げます」とした。 横浜FMにおいては、7月5日に行われたJ1リーグ第23節の横浜FC戦で一部サポーターによる試合運営管理規程に違反。試合会場となった『ニッパツ三ツ沢球技場』の場外で発煙筒とロケット花火を複数回発射または投げ入れを行い、発煙筒のうち1本がキッチンカー付近の看板を直撃、ロケット花火がスタッフの顔や肩に当たり衣服を損傷するなど被害が出ていた。Jリーグ側からは「ビジタークラブとして『試合の前後および試合中において、ビジタークラブのサポーターに秩序ある適切な態度を保持させる義務』(Jリーグ規約第51条2項2号)に違反しているとはいえず、取りうるべき最大限の次善措置を講じていた」(7日掲載/横浜FMのクラブ公式サイトより)とみなされたものの、近隣住民に危害を与え得る一部サポーターの悪質な行為は大きな問題について横浜FMは「再発防止の観点から、さらなるサポーター管理の厳格かつ慎重な体制構築と、違反行為者に対する法的手段による責任追及を強く求めることを決定した」と声明を発表していた。 今回、浦和戦を前に同サイトに掲載された観戦ルールは次のとおり。 ■開門時間 開門 11:30(試合開始2時間30分前) ■ビジターグッズを着用いただけるエリア ビジター応援の方は、ビジターサポーターズシート、メインSSS(ミックス)、メインSS(ミックス)、メインSA(ミックス)、メインサイド(ミックス)をお買い求めください。なお、チケット券面以外のお座席での観戦はできませんので、あらかじめご了承ください。 ■ビジターチーム横断幕掲出可能エリア ビジターサポーターズシートエリア 最前列フェンス ※当日の横断幕掲出エリア等は状況により変更になる場合がございます。詳細につきましては、現場にてスタジアム係員がご案内いたします。皆さまのご理解、ご協力をよろしくお願い申し上げます。 ■横断幕掲出ルール 横断幕掲出可能場所は、上記「横断幕掲出可能エリア」の範囲内といたします。 競技場広告看板等を隠す、または隠す恐れのある掲出は禁止といたします。 立入禁止場所への侵入、および横断幕掲出は原則禁止といたします。 ピッチレベルでの横断幕等の掲出は禁止いたします。 係員、警備員の指示に従わない場合は退場していただく場合もございます。 主催クラブにより、誹謗中傷と判断された内容の横断幕、旗などの掲出は禁止いたします。 全席指定席となりますので、横断幕を席に貼る行為は禁止いたします。 1Fと2Fを跨いでの幕の掲出は禁止いたします。 ※選手入場時のみ一時的な掲出は可。キックオフ前には撤収。 2F最前部は、手すり~コンクリート箇所をはみ出ての幕の掲出を禁止いたします。 2F最前部中央、広告看板上部にある手すりへの幕の掲出は禁止いたします。 ■鳴り物について 太鼓・トランペットのみ使用可です。対象席種は「ビジターサポーターズシート」のみとなります。 ■緩衝エリアの設置について ホーム応援エリアとビジター応援エリアを明確に分けるために緩衝エリアを設置いたします。また、観客席コンコースにつきましても通行規制柵を設け、ホーム応援ゾーンとビジター応援ゾーンを明確に区分けいたします。 ■入場ゲートについて 日産スタジアムにおいては、ビジターサポーターズシートが南サイドスタンドとなっております。従って、ビジターサポーターズシートのチケットをお持ちの方は南ゲート入場口にお回りください。また、リング通路においても一部通行を規制する可能性がございます。案内板、ならびに係員の指示に従っていただくよう、重ねてご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
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