PS5、ProじゃなくてもAI高画質化を体験できる新技術 5.5万円〜のハードでも繊細さと安定性両立

PlayStation 5 Pro / Image by Amanz(オタク総研)

ソニー・インタラクティブエンタテインメントはPlayStation 5向けのAIアップスケーリング技術、クイックスペクトルスーパーレゾリューション(QSSR)を発表し、2日に実施されたパッチ配信で実装した。対応する最初のタイトルには『Marvel's Wolverine』と『Ghost of Yōtei』が採用された。

【動画】実際にQSSRあり・なしで見比べられる『Ghost of Yotei』などのプレイ動画

PS5 シリーズのアップスケーリング技術は以前からPlayStation スペクトルスーパーレゾリューション(PSSR)が実装されていたが、これは上位機種のPS5 Proに限っての導入だった。PSSRはゲームの映像をピクセル単位で解析しAIを使って従来の手法より精細で安定した映像へとアップスケールする技術。導入されて以来、プレイヤーや開発者からはPS5でも実現できないかという声が寄せられていたというが、必要とする処理能力の制約から、PS5では体験できなかった。今回実装されたQSSRはAMDとのAIグラフィックス技術の協業であるProject Amethystから生まれた、PSSRの進化形にあたる。効率化されたニューラルネットワークの構造と、PS5での性能を最大限に引き出すための最適化された実装を土台とするという。PS5 Proでは引き続きPSSRが最高水準のアップスケーリング技術となる一方、PS5ではQSSRにより映像の精細さと安定性の両面を改善するとしている。ただしQSSRの体験にはタイトルのデベロッパー側での対応か必要とのこと。最初に採用する2タイトルはいずれも2日(金)配信のパッチでQSSRを選べるようになった。

Ghost of Yōteiのリードレンダリングエンジニアからは「QSSRは、私たちのキャラクターや風景の細部を描き出すことに優れており、その描写における時間的な安定性も、これまでPS5では実現できなかった水準に達しています」「QSSRは、その目標に向けた確かな一歩です!」とのコメントが寄せられている。

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