米、シリアでの軍事プレゼンスを縮小へ 新特使が方針転換を示唆

米国のトム・バラック新シリア特使は3日、米国はシリアにおける軍事プレゼンスを8カ所から1カ所に縮小する方針を示した。2024年2月、シリア北東部のカーミシュリー郊外で撮影(2025年 ロイター/Orhan Qereman)

[アンカラ 3日 ロイター] - 米国のトム・バラック新シリア特使は3日、米国はシリアにおける軍事プレゼンスを8カ所から1カ所に縮小する方針を示した。シリアに対する米国の政策は過去1世紀にわたり「どれも効果がなかった」ため、方針を転換するとも述べた。

バラック特使は先月就任したばかり。2日遅くにトルコの放送局NTVとのインタビューでこの発言を行った。

米軍は約2000人の兵士をシリアに派遣しており、その大半は北東部に集中している。現地の部隊と連携し、激派組織「イスラム国」(IS)の復権阻止を図っている。

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