「排尿後のちょい漏れを防ぎたい」「排尿時間が長い」名医が回答!
「健康Q&A」では、日経Goodayの連載や特集でおなじみの医師や研究者、アスリート、トレーナーなど、健康・医療のエキスパートの方々が月替わりで登場。あなたの疑問やお悩みに答えます。2025年6月の回答者は、尿のトラブルに詳しい日本大学医学部泌尿器科学系主任教授の高橋悟先生です。
日本大学医学部泌尿器科学系主任教授の高橋悟先生Q&A
前編
- Q 1 加齢で増える排尿トラブルを防ぐには? 答え
- Q 2 尿意切迫感で困っています 答え
- Q 3 骨盤底筋トレーニングのコツを教えてください 答え
- Q 4 骨盤底筋トレーニングをしても前立腺に悪影響はありませんか 答え
- Q 5 子宮筋腫が大きい場合、筋腫を取れば尿漏れは改善しますか 答え
- Q 6 咳やくしゃみだけでなく、歩くだけで尿が漏れることもあります 答え
- Q 7 夜間頻尿に悩んでいます 答え
- Q 8 夜間頻尿の薬をずっと飲み続けていても大丈夫? 答え
- Q 9 残尿を少なくする方法があれば教えてください 答え
編集部:日本大学医学部泌尿器科学系主任教授の高橋悟先生にお答えいただく今月の「健康Q&A」。後編最初の質問は、男性に多い排尿後のわずかな尿漏れのお悩みです。
排尿後の「ちょい漏れ」を防ぐには?
Q10 排尿が終わったと思い、パンツを上げると漏れることがあります。特に洋式トイレで座ってやると、そうなりやすいです。(64歳男性)
(イラスト:堀江篤史)
高橋:この排尿後にパンツを上げると漏れるというのは、これまでに話した腹圧性や切迫性の尿失禁とは違うタイプの尿漏れ。「排尿後尿滴下」といいます。
編集部:いわゆる「ちょい漏れ」ですね。
高橋:そう。私が出演した某テレビ番組では、腹圧性尿失禁の「いきみ漏れ」に対して「追っかけ漏れ」と呼んでいました。尿道に残っていた尿が、後から出てくるわけです。質問者さんがおっしゃるように、立ってするよりも洋式トイレで座っておしっこをしたほうが起こりやすいという説はあります。立ち小便でも、きついパンツだと追っかけ漏れはすごく増えます。
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- 糖尿病になるまでの「3ステップ」 その対策はどうすればいい?
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日本に約550万人の患者がいると言われている糖尿病。自分は大丈夫だろうかと気になる人もいるのではないか。その糖尿病に関するトピックとして、「体の血糖コントロールの仕組み」「糖尿病のタイプ」や「血糖値が上がりにくい食べ方」「予防・対策のための運動」について見ていく。
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- 誰もがなる「白内障」、失明原因1位「緑内障」 早期発見のカギ
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年を重ねたら誰もが必ずなる病気で、眼鏡をかけても矯正できない白内障。日本人の中途失明原因の1位であり、40歳以上の20人に1人がかかるという緑内障。視機能低下を進ませるこれら2つは、一体どうしたら早期発見でき、どんな治療をするのでしょうか。過去の人気記事を基に、多くの人が直面する白内障・緑内障との付き合い方を見ていきましょう。
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- 危険な「脳卒中」から身を守る方法
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脳卒中は突然起こる病気でありながら、実は8割が予防できる病気でもあると言われている。予防のために私たちができることは何なのか。脳の血管を守る極意を見ていこう。
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健康・医療のエキスパートが月替わりで登場して、読者の皆さんの質問に回答する人気連載「健康Q&A」。2025年8月の回答者は、痛風や高尿酸血症に詳しい、両国東口クリニック理事長の大山博司先生です。このテーマに関して日ごろから疑問に思っていること、聞いてみたいことがある方は、ぜひご質問をお寄せください!
大山先生は6000件を超える痛風・高尿酸血症の医療相談に回答されており、過去には日経Goodayの特集 尿酸値を抑え、痛風を回避! にもご登場いただいております。
「痛風」や「高尿酸血症」などに関する疑問のある方は、ぜひこの貴重な機会に質問をお寄せください! 回答記事は2025年8月に掲載いたします。
大山先生への質問はこちらからどうぞ↓↓↓
※質問募集期間:2025年5月30日~7月1日 都合により受付終了が早まることもございます。あらかじめご了承ください。
【質問例】(以下と似た質問でも構いません)
大山博司(おおやま ひろし)氏 両国東口クリニック理事長
!ご注意!
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- 「あなたの症状に合う薬は〇〇です」など、医師の診断行為に該当するような個別・具体的な回答はできません。また、寄せられた質問のすべてに回答する企画ではございませんのであらかじめご了承ください。
- 医師・看護師などの専門家に直接健康相談をしたい方は、24時間365日ご利用できる、「日経Goodayマイドクター 電話相談24」をご利用ください。ご利用できるのは、日経Goodayマイドクター会員に限られます。
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日経Goodayは、「間違いだらけの病院のかかり方 ~あなたの受診方法、損していない?~」と題して、ウェビナーを開催します。マイドクター会員の皆さまを無料でご招待(事前登録制)。ぜひ奮ってご参加ください。
(背景イメージ画像:78art/stock.adobe.com)
皆さんは、医療機関にかかりたいとき、迷うことはありませんか? そして、「かかりつけ医」をお持ちですか?
実は、医療に関する意識調査でも、「かかりつけ医がいる人」は56.9%と半数を超えていますが、42.3%の「いない人」は、「探す方法が分からない」「都度、受診する医療機関を選んでいる」といった理由を挙げています(日本医師会総合政策研究機構「第8回 日本の医療に関する意識調査(2023年11月に実施)」による)。
忙しいときほど、適切な医療機関をさっと見つけて、速やかに受診したいものです。また、ときには、適切な医療機関の探し方ができているか不安になることもあるでしょう。最近は、デジタルツールが増えてきて医療機関を探しやすくなってきましたが、まだうまく取り入れられていない人もいるかもしれません。
そこで、日経Goodayでは、「間違いだらけの病院のかかり方 ~あなたの受診方法、損していない?~」と題して、日経ビジネスLIVEと共同でウェビナーを開催します。2025年7月3日(木)17時から開催予定、Zoomによるライブ配信となります。
講師は、呼吸器専門医・アレルギー専門医・内科認定医の折茂圭介氏です。医療機関にかかりたいときに知っておきたい知識、賢く医療機関にかかるヒントを凝縮してお伝えします。かかりつけ医の選び方やコミュニケーションのコツなども伝授します。
日経Goodayマイドクター会員の皆様は無料で視聴できます。事前登録制の先着順になりますので、ぜひ、下記の申し込みページからご登録ください。
ウェビナー開催、「間違いだらけの病院のかかり方 ~あなたの受診方法、損していない?~」
■開催日:2025年7月3日(木) 17:00~18:00(予定、開場はセミナー開始10分前から) ■テーマ:間違いだらけの病院のかかり方 ~あなたの受診方法、損していない?~
■講師:折茂圭介氏(呼吸器専門医・アレルギー専門医・内科認定医)
プロフィール:東北大学医学部卒。東京都立駒込病院での初期研修を経て東京女子医科大学呼吸器内科入局。大学院で国立成育医療研究センター研究所 免疫アレルギー感染研究部に国内留学。博士課程修了後、同研究室で研究員として勤務。専門は呼吸器内科学、特に喘息をはじめとするアレルギー学。Ubie株式会社にて、一般向けサービス症状検索エンジン「ユビー」の開発等に携わる。■聞き手:鈴木陽子(日経Gooday編集長) ■司会:原田寧々(日経Gooday記者) ■会場:Zoomを使ったオンラインセミナー(原則ライブ配信) ■主催:日経Gooday、日経ビジネス ■受講料:日経Goodayマイドクター会員(有料)の皆様、日経ビジネス電子版の有料会員の皆様、雑誌「日経ビジネス」購読の皆様は無料で視聴できます(いずれも事前登録制、先着順)。
無料視聴を希望でまだ日経Goodayマイドクター会員でない方は、こちらから会員登録(月額894円、初月無料)をした上で、次のページから参加をお申し込みください。 日経Goodayマイドクター会員にならずにウェビナー視聴をご希望の方は、3300円(税込)で視聴可能です。こちらから参加をお申し込みください。 日経ビジネス電子版の会員の方は、こちらのページに移り、お申し込みください。 雑誌「日経ビジネス」購読の方は、2025年6月23日号をご覧になって参加をお申し込みください。
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日ごろから日経Goodayをご愛読いただき、ありがとうございます。
皆さんは、日ごろ受けている健康診断や人間ドックの結果をどのように管理していますか。紙の状態で提供された健診結果を保管している人が多いかもしれません。
そこで、日経Goodayの提携サービスのアプリ「ヘルス×ライフ」を使って、健診結果をデジタルデータとして管理する方法を紹介します。
紙の健診結果のデータを無償で取り込める
ヘルス×ライフには、健康診断のデータを一元管理できる機能があります。健診結果の検査値は自分で登録することもできますが、健診結果を写真に撮って送れば自動入力してくれるサービスがあるので、活用するといいでしょう。もちろん無料で利用できます。
健診結果を入力しておくと、すぐにアプリで確認することができます。また、生活習慣病のリスクがどの程度あるのかをグラフで表示する機能があるので、自分の健康管理に役立てることができます。
【1】健診結果を撮影する
【2】「入力依頼」を選択して、健診結果の画像をメールで送信する
あなたの健康をサポートする総合健康アプリ「ヘルス×ライフ」
健康管理ができるアプリ「ヘルス×ライフ」は、iPhoneとアンドロイドの両方のスマートフォンで利用可能です。
その日の歩数を表示するほか、日々の体重、血圧、体温などのデータを入力していくと、グラフにして変化を「見える化」できます。日々の変化をチェックすることは、ダイエットはもちろん、高血圧、脂肪肝などの生活習慣病対策としても重要です。アプリから、日経Goodayの最新記事を読むこともできます(マイドクター会員限定の記事は会員登録とログイン手続きが必要)。
◇ ◇ ◇
健康管理の基本は「自分の健康状態を正しく把握する」こと、そして「日々の管理を継続する」こと。病気の予兆を早めに知ることにつながります。そのパートナーとして「ヘルス×ライフ」をご活用ください。
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ビジネスでも、プライベートでも、「酒」が同席する機会は少なくない。ましてや日本の文化に「酒」はなくてはならないもの。祝い酒、嬉し酒、やけ酒、涙酒…。「アルコールはガソリン!」という“超・左党”たちから、「アルコールとは時々仲良し」という“準・左党”たちまで、皆に役立つ酒と健康の最新科学を贈る! (タイトル題字:葉石かおり)
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「腰が痛い…。腰痛とはかれこれ十数年の付き合いです」――。腰を押さえながら、腰痛の悩みを吐露する人は少なくない。痛みが生じ、仕事や生活に支障が出ている人もいる。「どうにかしたい!」というのが、腰痛持ちの共通した願いだろう。そこで本特集は、そんな腰痛を「どうにかする」方法を紹介していく。解説してくれるのは、「腰痛には必ず原因があり、治せます」と心強い言葉をくれる徳島大学病院病院長・徳島大学大学院医歯薬学研究部運動機能外科学教授の西良浩一氏だ。放っておくと危険な腰痛、痛みの原因を特定するセルフ診断、主な8つの腰痛の特徴や治療法、腰痛を自分で治す運動療法などを学び、腰痛対策を万全にしよう。
西良浩一(さいりょう こういち)氏 徳島大学病院 病院長、徳島大学大学院医歯薬学研究部運動機能外科学 教授
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LDLコレステロール値や中性脂肪値などが高い脂質異常症は、血管の老化を進め、心筋梗塞による突然死の原因となる病気だ。しかし、過信して放置している人や誤解している人も多いようだ。何が本当なのか。本特集では、コレステロールに関する正しい情報を解説し、血管の老化と突然死を防ぐ方法を紹介する。
山下静也(やました しずや)氏 りんくう総合医療センター(大阪府泉佐野市)理事長
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日経Goodayではこれまでに数多くのエクササイズを記事で紹介してきました。そうした中、「エクササイズの部分だけをまとめて見たい」「画面やプリントアウトを見ながらエクササイズしたい」といった声を多数いただきました。そこで、過去に好評だった記事の中からエクササイズだけを抜き出し、より見やすい形にまとめました。パソコンやスマートフォンの画面で見ながら、あるいはプリントアウトしたものを壁に貼って見ながら、気になるエクササイズをより快適に実践してください。
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人生も半ばを過ぎると、老化と無縁ではいられない。少しでも老化を遅らせ、健康寿命を延ばしたいというのは誰しも願うことだろう。近年では老化研究が急速に進み、老化を進める要因も明らかになってきた。今、その中で注目されているのが「糖化」だ。糖化は、見た目の老化はもちろん、血管や内臓、骨、関節などの機能低下、糖尿病、認知症など多くの病気のリスクも高める。では、糖化を防ぎ“老けない”ために何を実践すればいいのだろうか。本特集では、糖化の最新事情とその対策を、糖化研究の専門家である同志社大学生命医科学部アンチエイジングリサーチセンター教授の米井嘉一氏に聞いていく。
米井嘉一(よねい よしかず)氏 同志社大学生命医科学部アンチエイジングリサーチセンター 教授
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年を重ねると増えてくる「関節」まわりの痛みや凝り、違和感。なかでも多くの人が気になっているのが、「股関節」ではないだろうか。股関節は体の中心にあって、歩く機能を支える大切な関節だ。100年ずっと自分の股関節で歩くにはどうすればいいのだろうか。股関節の仕組みや股関節を守るために必要なこと、痛んでしまった股関節の治療などを紹介する。
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腰痛や肩こり、ひざ痛の原因は、もしかしたら股関節の動きに問題があるからかもしれない。前回は歩き方の見直しについて詳しく紹介した。今回は、股関節の動きを正すクセづけをしていこう。
股関節の負担を減らす3大対策
- 正しく歩く → 股関節ウォーク 前回紹介
- クセを正す → うつ伏せもも上げ筋トレ ←今回
- ほぐす → 前ももストレッチ ←今回
筋肉に“いい位置”を記憶させよう
股関節ウォークだけでも股関節まわりの筋肉に、いい股関節の位置での歩き方を「クセづけ」することはできるが、長年染みついた筋肉のクセを正すには、筋トレとの組み合わせが近道だ。
「筋トレで、使われていなかった筋肉に動きを思い出させ、過剰に使われていた筋肉の負担を軽減させます。何度も繰り返すと、その動きが刺激となり、どう動けばいいか、どの筋肉たちを同時に働かせればいいかが脳内に記憶されていきます」(理学療法士・姿勢改善トレーナーのHiromi氏)
では、股関節ウォークの筋肉の使い方を記憶させるクセづけ筋トレはどうすればいいのか。
「実は、歩くときの足の踏み出しには、寝ながら足を上げるときと同じクセが出ます。例えば、『うつ伏せもも上げ』で足が内側に倒れる人は、歩くときに太ももを内側へねじって歩く内股グセが、外側に倒れる人は足を外に開くガニ股で歩くクセがついていることがほとんどです。ですから、逆にこの『うつ伏せもも上げ』で正しい股関節の動きをインプットしていくと、歩く際にも自然と同じ筋肉の使い方ができるようになり、脚をねじらずに歩くことができるようになります」とHiromi氏は説明する。
まずはこれだけ! クセづけトレ「うつ伏せもも上げ」
うつ伏せで太ももを真っすぐ上げる動きで腹筋群とお尻にある大殿筋、太もも内側の内転筋に同時に動き方を記憶させる。まずは真っすぐ上げることができるかをチェックしよう。
「うつ伏せもも上げ」で体幹と股関節を同時に鍛える
手を頭の下に置いてうつ伏せになり、恥骨を床につけて下腹を凹ませる。ひざを90度に曲げ、つま先を天井に向ける。(写真:Hiromi)
息を吸って準備し、息を吐きながら、床から太ももを少しだけ持ち上げて10秒キープ。3セットずつ、左右の足で繰り返す。(写真:Hiromi)
足が内側、外側に倒れないよう、足の親指と小指を天井に向けて真っすぐ伸ばすイメージで。(写真:Hiromi)
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- 危険な「脳卒中」から身を守る方法
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脳卒中は突然起こる病気でありながら、実は8割が予防できる病気でもあると言われている。予防のために私たちができることは何なのか。脳の血管を守る極意を見ていこう。
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年を重ねると増えてくる「関節」まわりの痛みや凝り、違和感。なかでも多くの人が気になっているのが、「股関節」ではないだろうか。股関節は体の中心にあって、歩く機能を支える大切な関節だ。100年ずっと自分の股関節で歩くにはどうすればいいのだろうか。股関節の仕組みや股関節を守るために必要なこと、痛んでしまった股関節の治療などを紹介する。
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- 糖尿病になるまでの「3ステップ」 その対策はどうすればいい?
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日本に約550万人の患者がいると言われている糖尿病。自分は大丈夫だろうかと気になる人もいるのではないか。その糖尿病に関するトピックとして、「体の血糖コントロールの仕組み」「糖尿病のタイプ」や「血糖値が上がりにくい食べ方」「予防・対策のための運動」について見ていく。
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- 誰もがなる「白内障」、失明原因1位「緑内障」 早期発見のカギ
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年を重ねたら誰もが必ずなる病気で、眼鏡をかけても矯正できない白内障。日本人の中途失明原因の1位であり、40歳以上の20人に1人がかかるという緑内障。視機能低下を進ませるこれら2つは、一体どうしたら早期発見でき、どんな治療をするのでしょうか。過去の人気記事を基に、多くの人が直面する白内障・緑内障との付き合い方を見ていきましょう。
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- 危険な「脳卒中」から身を守る方法
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脳卒中は突然起こる病気でありながら、実は8割が予防できる病気でもあると言われている。予防のために私たちができることは何なのか。脳の血管を守る極意を見ていこう。
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2025年3月31日、日経Goodayは日経ビジネスLIVEと共同で「一生健康で飲むための『飲酒の科学』 リターンズ」と題するウェビナーを開催。肝臓専門医で書籍『なぜ酔っ払うと酒がうまいのか』『名医が教える飲酒の科学』の監修者である浅部伸一氏と、酒ジャーナリストで両書の同書の著者である葉石かおり氏が登壇し、飲酒にまつわる悩み、健康で飲むための飲み方のコツ、飲酒に起因する病気のリスクなどについて、トークを交えながら解説。その内容をお届けする。
(注)記事内の情報はウェビナーを開催した3月31日時点のものです。2ページ目でアーカイブ全編動画をご覧いただけます。
「酒は百薬の長」といわれていたのは昔の話。最新の科学研究では、アルコールが病気のリスクを高めることが明らかになっており、もはや「毒」だと認識を新たにするほうがいいかもしれない。なるべく健康を損なわずにお酒を飲むには、どうすればいいのか。自分の体質を把握すること、適量を知ること、たしなむ程度にとどめること――最新の研究成果を理解すれば、そのヒントが見えてくる。
肝臓専門医・浅部伸一氏(右)、酒ジャーナリスト・葉石かおり氏(写真:吉成大輔)
やっぱり冷やしたビールが好き?
鈴木陽子・日経Gooday編集長(以下、鈴木):まずは、皆さんに「どのような飲み方が好きか」について聞いてみたいと思います。「キンキンに冷えたラガービール」「苦味のきいた酒(IPAなど)」「常温で楽しむワイン・エールビール」「甘いカクテル」「熱燗(日本酒など)」の選択肢のうち、一番好きなものに投票してください。
キンキンに冷えたラガービールが、ウェビナー受講者の間では一番人気という結果だった。
葉石かおり・酒ジャーナリスト(以下、葉石氏):1位は「キンキンに冷えたラガービール」。これは習慣的なものが大きいと思います。「まず1杯目は…」とラガービールを選ぶことが多そうです。2位は「苦味のきいた酒(IPAなど)」ですね。
浅部伸一・肝臓専門医(以下、浅部氏):最近はビールだけでもバラエティーに富んでいますから、それぞれ好きなお酒を楽しまれているようですね。
葉石氏:3位は「常温で楽しむワイン・エールビール」。ワインやエールビールなど香りが魅力のお酒に関しては、常温で飲むと香気成分が上がりやすいので、よりおいしく飲めます。4位は「熱燗(日本酒など)」です。
浅部氏:ワインは常温で飲むだけでなく、日本では室温が高いので、冷やして飲むことを好む人が多いかもしれませんね。日本酒にもいろいろな飲み方があって、熱燗だと冷酒とは違った香りが楽しめますね。
葉石氏:日本酒は本当にさまざまな味の要素があります。特に生酛(きもと)や山廃酛(やまはいもと)といった昔ながらの作り方をしているお酒は骨太の味がしますので、温めて飲むとすごくおいしいんです。冷やして飲むと酸味が少しきつく感じるものは、温めると旨味成分が上がっておいしくなります。
次ページでアーカイブ全編動画をご覧いただけます。リポート記事の続きもお読みいただけます。
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「抗酸化能」に関する問題
【問題】体内で酸化が進むと、細胞がダメージを受け、見た目が老け込むばかりか、認知症やがん、筋肉が減少するサルコペニアなど、さまざまな病気を引き起こします。酸化を起こす元凶である活性酸素を消し去る力を「抗酸化能」と呼びます。そんな抗酸化能について、間違っているものはどれでしょうか?
- (1)激しい運動をすると抗酸化能は落ちる
- (2)動かないことで抗酸化能は落ちる
- (3)森林浴は抗酸化能アップが期待できる
- (4)紫外線を避けることで抗酸化能は上がる
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「水虫」に関する問題
【問題】身近な病気だけれども予防法や治療について誤解も多い「水虫」。水虫に関する次の説明のうち間違っているのはどれでしょう。
- (1)水虫患者は男性の方が少し多いが、女性も少なくない
- (2)水虫が自然に治ることはない
- (3)どんな水虫でも時間さえかければ市販薬で治せる
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LDLコレステロール値や中性脂肪値などが高い脂質異常症は、血管の老化を進め、心筋梗塞による突然死の原因となる病気だ。しかし、「LDLコレステロールが高め」と健康診断などで指摘されても「少しなので問題ないだろう」などと過信して放置している人は少なくない。あるいは「高齢者はむしろ高めのほうがいい」「高齢者は低いのはよくない」といった誤解も多いようだ。何が本当なのか。本特集では、コレステロールに関する誤解を解き、血管の老化と突然死を防ぐ方法を紹介する。
LDLコレステロールが高いほど心筋梗塞のリスク増
健康診断の結果を見て、悪玉であるLDLコレステロールの値に一喜一憂する人は少なくない。でも、悪い数値にショックを受けたからといって、改善するためにすぐに行動するかと言うと、それはまた別の話。LDLコレステロール値が高くなっても、痛い、だるいなどの自覚症状はないため、そのまま様子見している人は多いようだ。
あなたも、「少し高いくらいなら心配ない」「年をとればLDLコレステロールが高いほうがいい」などと考え、放置していないだろうか。
「『LDLコレステロールが少し高いくらいなら心配ない』というのは一概には言えません」――そう指摘するのは、脂質異常症や動脈硬化に詳しい、りんくう総合医療センター(大阪府泉佐野市)理事長の山下静也氏だ。
「心配ないかどうかは内臓脂肪型肥満や高血圧、糖尿病、喫煙、年齢といった動脈硬化リスク因子の有無やそれぞれのリスクの程度などによって変わります。リスク因子がある場合はその分、動脈硬化の進行が早まるからです」と山下氏が言うようにケースバイケースであることは肝に銘じる必要がある。「LDLコレステロールが高くなっても特に自覚症状はありませんが、高い状態が続くと血管の壁に余分な脂質が蓄積して動脈硬化が進行し、ある日突然、心筋梗塞や脳血管疾患などを起こして死亡するリスクが高まります」(山下氏)
「高齢者はLDLコレステロールが高いほうがいい」というのも間違いだと山下氏は強調する。「高いほうがいいということを示すデータはありません。高齢者でもLDLコレステロール値が高くなればなるほど、心筋梗塞など突然死の原因となる病気の発症リスクが上がることは、国内外の複数の研究で明らかになっています」と話す。
例えば、40~69歳の日本人8131人を16~28年間追跡調査した結果では、LDLコレステロール値が高いほど心筋梗塞の発症率が上昇した。LDLコレステロール値が140mg/dL以上の群の心筋梗塞発症リスクは、80mg/dL未満の群の3.8倍だった(図1)。
図1 LDLコレステロール値が高いほど心筋梗塞の発症リスクも増加
40~69歳の日本人8131人を16~28年追跡調査した結果。LDLコレステロール値が80mg/dL未満の人たちを1とすると、LDLコレステロールが20mg/dL上がるごとに心筋梗塞発症リスクが上昇した。(Prev Med. 2011 May;52(5):381-6.を基に作成)
70~100歳の高齢者もLDLコレステロールが高いと危険
この日本の研究は40~69歳の男女が対象だが、20~100歳のデンマーク人9万1131人を平均7.7年追跡したコペンハーゲン疫学研究でも、同じようにLDLコレステロール値が高くなるほど心筋梗塞の発症リスクが上がることが示されている。LDLコレステロール値が約39mg/dL上がるごとに全年齢で心筋梗塞発症リスクが上昇したが、特に70~100歳の人でその傾向が強かった(*1)。
コペンハーゲン疫学研究のデータを用いた分析では、心筋梗塞以外の死亡を含めても、LDLコレステロールが140mg/dLより高くなると死亡率が上がることが分かっている(*2)。脂質異常症の治療を受けている人のみのデータでは、LDLコレステロール89mg/dLの群で最も死亡率が低くなっていた。高齢者であっても、LDLコレステロールが高いほうがいいとは言えないわけだ。
コレステロールについては、減らしたいけど減らせないと悩んでいる人が多いせいか多くの情報が飛び交い、その分、誤解や思い込みによる誤った情報も少なくない。例えば、次に挙げたような情報だ。本記事ではこうした情報の一つ一つについて山下氏に“本当のところ”を解説いただく。
コレステロールに関するよくある誤解
- LDLコレステロール値が少し高いくらいなら心配ない
- 高齢者はLDLコレステロール値が高いほうがいい
- 高齢者はLDLコレステロール値を下げ過ぎないほうがいい
- コレステロールは体に有害な物質だ
- LDLコレステロール値が正常ならコレステロールの心配はない
- HDLコレステロール値は高ければ高いほうが良い
- 家族性高コレステロール血症は珍しい病気なので気にしなくていい
↑ これらぜんぶ正しくありません!
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LDLコレステロール値や中性脂肪値などが高い脂質異常症は、血管の老化を進め、心筋梗塞による突然死の原因となる病気だ。しかし、過信して放置している人や誤解している人も多いようだ。何が本当なのか。本特集では、コレステロールに関する正しい情報を解説し、血管の老化と突然死を防ぐ方法を紹介する。
山下静也(やました しずや)氏 りんくう総合医療センター(大阪府泉佐野市)理事長
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年を重ねるとともに衰えがちな「柔軟性・筋力・バランス」などの運動機能。しかし、効果的なトレーニングを重ねることで衰えるスピードを遅くすることができます。今回は3つの運動機能のうち「柔軟性」に焦点を当て、体幹や股関節、ひざの柔らかさを取り戻すためのエクササイズを紹介します。パソコンやスマートフォンの画面で見ながら、あるいはプリントアウトしたものを壁に貼って見ながら、気になるエクササイズをより快適に実践してください。
>前編 「若見え」姿勢3つのカギ あなたに欠けているのは何? >後編 「筋力」「バランス」の向上に効果的な4つのエクササイズ
【今回のエクササイズ】体幹・股関節・ひざが硬い人向け「30秒の柔軟性エクササイズ」
1セット30秒以内のエクササイズ まずは1カ月試してみよう
年を取るのは避けられないとしても、せめて実年齢以上に老け込んで見えるのは避けたい――。これは男女問わず誰もが願うことだろう。「老け見え」の要因はさまざまあるが、遠目からもすぐ分かるほど特徴的なのは全身のシルエットの変化だ。
その一例が、体の柔軟性を失って背中や腰が丸くなり、ひざも曲がってピンと伸びなくなった高齢者特有の姿勢だ。この姿勢が定着すると、筋肉がうまく使えなくなって筋力が落ち、体のバランスが偏って不安定になる。だが、逆から考えると、加齢によって衰える「柔軟性・筋力・バランス」という3つの運動機能をキープすれば、若々しく見えることも可能になってくる。転倒によるケガで寝たきりになるリスクも減り、健康寿命を延ばすことにもつながるだろう。
加齢によって衰えやすい3つの運動機能
前編では「大人の体力テスト」と題し、この3要素の現状チェック法を紹介したが、試してみて、皆さんの結果はどうだっただろうか? 楽々と全項目クリアできた方もいるかもしれないが、「意外とできない項目もあった」と落胆した方もいるのではないだろうか。
今回は柔軟性・筋力・バランスの3要素のうち、「柔軟性」に焦点を当て、改善のためのエクササイズを紹介する。指南役は、理学療法士でコンディション・ラボ所長の園部俊晴氏。30年以上にわたりトップアスリートを含む多くの人のリハビリテーションに関わってきた専門家の視点から、衰えた部分を持ち直し、体をうまく使うためのアドバイスを聞いていこう。
なお、紹介するのはどれも1セット30秒以内で済むミニマムなエクササイズだ。少しずつでも毎日続ければ関節がほぐれやすく、より硬くなるのを防ぐことになる。どれも加齢とともに硬くなる部分を改善するエクササイズなので、テストに引っかからなかった人もぜひ取り組んでいただきたい。手始めに1カ月トライし、長続きできる人はもっと時間を延ばして、効果を確認しながら進めよう。
(図版制作:増田真一)
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日経Goodayではこれまでに数多くのエクササイズを記事で紹介してきました。そうした中、「エクササイズの部分だけをまとめて見たい」「画面やプリントアウトを見ながらエクササイズしたい」といった声を多数いただきました。そこで、過去に好評だった記事の中からエクササイズだけを抜き出し、より見やすい形にまとめました。パソコンやスマートフォンの画面で見ながら、あるいはプリントアウトしたものを壁に貼って見ながら、気になるエクササイズをより快適に実践してください。
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「腰が痛い…。腰痛とはかれこれ十数年の付き合いです」――。腰を押さえながら、腰痛の悩みを吐露する人は少なくない。痛みが生じ、仕事や生活に支障が出ている人もいる。「どうにかしたい!」というのが、腰痛持ちの共通した願いだろう。腰痛を改善するには、「敵(腰痛)を知る」ことから始めることが大切だ。本特集では運動療法を積極的に取り入れ、腰痛を自分で治すことを最終目標とするが、まずは「腰痛とは何か。すぐに治療を始めないと後悔する危険な腰痛とは何か」という点について見ていく。解説してくれるのは、腰痛治療のエキスパート、徳島大学病院病院長・徳島大学大学院医歯薬学研究部運動機能外科学教授の西良浩一氏だ。
“腰痛持ち”は約2800万人にも及び、多くの人が悩んでいる
腰痛に悩む人は多い。(写真:PIXTA)
「画像では特に異常はありません」――。腰の痛みで病院を受診しても、こう言われて痛み止めを処方され、しばらくすると再発、という繰り返しが続いている人が少なくない。薬やリハビリなどの保存療法で一時的に痛みが取れても、結局また痛くなる…。
多くの人が腰痛に悩んでいる。1万2019人を対象にした大規模統合コホート研究によると、40歳以上の日本人の腰痛の有病率は37.7%(男性34.2%、女性39.4%)で、人口比率で換算すると約2800万人が“腰痛持ち”と推定されている(*1)。厚生労働省の「令和4年国民生活基礎調査」でも、自覚症状のある病気やケガのトップは男女ともに「腰痛」であることが判明している(*2)。腰痛はそれだけ身近な悩みなのだ。
男女ともに自覚症状のある病気やケガのトップは「腰痛」
病気やケガの自覚症状は、男女ともに「腰痛」がトップ。(出所:令和4年国民生活基礎調査)
では、腰痛とはそもそも何か。「腰痛診療ガイドライン2019」では、腰痛を「胴体の後ろ側で、第12肋骨とお尻の下までの間で起こる痛みや張りのことで、少なくとも1日以上続くもののこと」と定義している(下図)。腰痛は腰の周辺が痛むというイメージがあるが、痛みは下肢(大腿部から足先)にまで及ぶこともある。
なお、腰痛は病名ではなく、「腰が痛い」という痛みの症状を表す言葉だ。痛みが続く期間で以下の3つに分類される。痛みの発症から4週間未満のものを「急性腰痛」、3カ月以上続くものを「慢性腰痛」、その間の4週間以上3カ月未満のものを「亜急性腰痛」という。
腰痛の定義
腰痛は「胴体の後ろ側で、第12肋骨とお尻の下までの間で起こる痛みや張りのことで、少なくとも1日以上続くもののこと」と定義されている(腰痛診療ガイドライン2019より)。(イラスト:内山弘隆)
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「腰が痛い…。腰痛とはかれこれ十数年の付き合いです」――。腰を押さえながら、腰痛の悩みを吐露する人は少なくない。痛みが生じ、仕事や生活に支障が出ている人もいる。「どうにかしたい!」というのが、腰痛持ちの共通した願いだろう。そこで本特集は、そんな腰痛を「どうにかする」方法を紹介していく。解説してくれるのは、「腰痛には必ず原因があり、治せます」と心強い言葉をくれる徳島大学病院病院長・徳島大学大学院医歯薬学研究部運動機能外科学教授の西良浩一氏だ。放っておくと危険な腰痛、痛みの原因を特定するセルフ診断、主な8つの腰痛の特徴や治療法、腰痛を自分で治す運動療法などを学び、腰痛対策を万全にしよう。
西良浩一(さいりょう こういち)氏 徳島大学病院 病院長、徳島大学大学院医歯薬学研究部運動機能外科学 教授
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