気象庁じゃなくて「実況庁」?…韓国気象庁に不満爆発、野球ファンも激怒“直前コロコロ修正”(KOREA WAVE)
【07月19日 KOREA WAVE】韓国が本格的な梅雨に入る中、気象庁の予報に対する市民の不満が2026年も繰り返されている。専門家は、「降水的中率」と、雨が降らない日も含めて算出する「降水有無の正確度」の違いが、数値と体感の隔たりを広げる要因の一つだと分析している。 気象庁によると、2025年の降水有無の正確度は90.5%だった。数値だけを見れば高いものの、市民が感じる予報の正確さとは差があるとの指摘が出ている。 その背景として挙げられるのが、実際に雨が降った日に、予報でも雨を的中させた割合を示す降水的中率だ。2025年の降水的中率は66%だった。降水有無の正確度とは開きがあり、「予報通りに雨が降ったか」という観点では、体感する正確度が低くなる可能性があるという。 最近はオンラインコミュニティーやSNSで、「雨が降ると言っていたのに結局降らなかった」といった不満が相次いでいる。予報がたびたび修正されることから、「海外の気象情報を見た方がましだ」との反応も出ている。 代表的な事例として、5日に水原KTウィズパークで開かれたロッテ・ジャイアンツ対KTウィズ戦が挙げられる。雨で試合開始が遅れたが、直前まで降水予報が何度も変わり、野球ファンの不満が続出した。一部からは、気象庁ではなく「実況庁」だとの皮肉も出た。 当日の気象庁予報では、午前11時30分発表の時点で、試合開始30分前までの予想降水量は0ミリだった。しかし、午後2時30分以降の予報から数値が相次いで修正された。 予報に対する満足度も低下している。気象庁が2026年初めに発表した「2025年気象業務国民満足度調査」によると、一般国民による短期予報の正確度への満足度は69.6点で、前年より0.9点下がった。気象業務従事者の評価を含む全体点数は73点だった。 専門家は、外れた予報の方が記憶に残りやすいという心理的な影響もあると説明している。予測と異なる天候によって予定に支障が出た場合、その記憶が予報全体への信頼を低下させる可能性があるという。 チョ・チョンホ元国立気象科学院長は「米国も韓国と同じく、大陸の東側は西側より予報が難しい。予報が外れたという不満も、大陸東部でより多く表れる傾向がある」と述べた。 また、予報が頻繁に変わることについては、防災面で避けられない部分があると指摘した。チョ元院長は「市民にとっては前日に翌日の天気が確定するのが最も便利だが、夏季は降水情報をリアルタイムで更新しなければ、むしろ防災上の危険が大きくなる可能性がある」と説明した。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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