おかえり、6列目。物理キーに戻った新型「XPS 14/16」、しかも最大460gも軽量化!
アクセスランキング
Special Site
PC Watch をフォローする
最新記事
Impress Watchシリーズ 人気記事
おすすめ記事
Dell Technologiesは1月5日(米国時間)、プレミアムブランド「XPS」を復活させ、その最新製品となる「XPS 14」と「XPS 16」を発表した。また、XPSブランドだけでなく、数年前になくなっていた6列目の物理キーも復活するなど、ユーザーの声を取り入れた新設計になっている。
今回発表されたXPS 14は、昨年発売されたDell 14 Premium(DA14250)の後継製品となる。シャシーの設計などが完全に見直されており、従来は1.66kg(液晶)/1.72kg(OLED)というやや重めの重量だったのに対して、今回は1.38kg(液晶)/1.36kg(OLED)と、280~360g近く軽量化されていることが大きな特徴になる。
SoCは、Core Ultraシリーズ3(開発コードネーム: Panther Lake)で、上位モデルとなるHシリーズのSoCを選択可能。また、HシリーズのTDP設定で発生する熱を効率よく排熱するためにデュアルファン構成になっており、ファンの効率などを改善することで、十分な排熱性能が実現されている。
SoCはCore Ultra X9 388H(16コア)、Core Ultra X7 358H(16コア)、Core Ultra 7 355(8コア)、Core Ultra 5 325(8コア)から選択できる。
なお、GPUはCore Ultraシリーズ3に内蔵されている内蔵GPUだけに対応しており、Dell 14 Premiumでは選択できたディスクリートGPUは選択できない。このあたりは内蔵GPUの性能が大幅に引き上げられており、それで十分だと判断されたということだ。
メモリは最大64GBまで選択可能で、64GBないしは32GBではLPDDR5x-9600、16GBではLPDDR5x-7467のLPDDR5xが採用されている。ストレージは4TBか2TB時はPCIe 5.0 のSSDが、1TBか512GBではPCIe 4.0を選択可能だ。
今回発表されたXPS 14では、以前のXPSと同じようにCNC削り出しのアルミニウム筐体が採用されており、パームレスト部分はコーニングのGorilla Glass 3のガラス素材が採用されている。
従来モデルでは、キーボードの6列目がタッチキーになっていたが、今回のモデルでは物理キーに戻されている。また、タッチパッドはパームレストとの境界がないシームレスデザインになっていたが、今回のモデルではシームレスデザインは維持しつつ、よく見るとうっすらと境界線が見えるようになっており、どこまでがタッチパッドでどこまでがパームレストなのかが分かるように配慮されている。
Dellによれば、いずれもユーザーからのフィードバックを元にこうしたデザインに変更したということだった。
ディスプレイは14型WUXGA(1,920×1,200ドット/液晶)ないしは14型QWXGA+(2,880×1,800ドット/OLED)が用意されている。
液晶の14型WUXGAは、1,920×1,200ドットで1~120Hzの可変リフレッシュレートの仕様になっている。Windowsのアダプティブリフレッシュレートの機能を利用してディスプレイのリフレッシュレートを切り替えながら動作する。
バッテリ駆動でのアイドル時などで画面がほとんど動いていない時には1Hzに落としてディスプレイが無駄な電力を消費するのを防ぎ、その逆にACアダプタを接続してゲームをしているときなどには120Hzのリフレッシュレートに引き上げられ、なめらかな画面表示を可能にする。色域はsRGB 100%で、最大輝度は500cd/平方m。
OLEDの14型QWXGA+は、20~120Hzの可変リフレッシュレートで、標準時に400cd/平方mの輝度、ピーク時には500cd/平方mの輝度を実現している。色域はDCI-P3 100%で、VESA DisplayHDR TrueBlack 500のHDRにも対応している。
今回のモデルではOLEDが同じサイズの液晶パネルに比べて薄く、軽量になっており、OLEDを選択した場合には14.62 mm(液晶モデルは15.20mm)、1.36kg(液晶モデルは1.38kg)となっている。
バッテリは70Whで、液晶を選択した場合には最大27時間のバッテリ駆動時間(ビデオ再生時)を実現しているとデルでは説明している。
デルによればXPS 14は、米国で1月6日より販売開始される予定で、価格などは未定。なお、2月にはよりエントリー向けの構成が提供開始されるほか、当初はグラファイトのカラバリのみが提供されるが、今年中にはシマー(Shimmer)というホワイト系のカラバリ製品も投入される計画。OSにUbuntu 24.04を搭載した製品も投入するという。
「XPS 16」は、Dell 16 Premiumの後継製品となる。以前はCore Ultraシリーズ2(Hプロセッサ、Arrow Lake)が採用されていたが、今回の新XPS 16ではCore Ultraシリーズ3(Hプロセッサ、Panther Lake)へと強化されている。
Core Ultraシリーズ3ではGPUが強化されていることもあり、ディスクリートGPUのモデルは廃止され、Intelの内蔵GPU(ArcないしはIntel Graphics)のみの選択肢に変更されていることが従来モデルとの大きな違いになる。
その代わり、軽量化が実現されており、従来モデル(2.06kg~2.11kg)に比べて360~460gほど軽量化されており1.7kg(液晶)/1.65kg(OLED)と16型ノートPCとしては標準的な重量になっている。
メモリは上位モデルが64GB/32GB(LPDDR5x-9600)で、下位モデルは16GB(LPDDR5x-7467)となっており、ストレージは4TB/2TB(PCIe 5.0)ないしは1TB/512GB(PCI Express 4.0)となっている。
バッテリは70Whのバッテリを搭載しており、液晶モデルではビデオ再生時に27時間のバッテリ駆動が可能になっている。
従来のXPS 16、Dell 16 Premiumは、タッチパッドとパームレストの境界がないシームレスデザイン、キーボードの6列目(ファンクションキー)がタッチキーになっていることがデザイン上の特徴だった。ただ、こちらもXPS 14と同様に前の状態に戻ることになった。
ディスプレイは16型で、16型WUXGA(1,920×1,200ドット、1~120Hz、500cd/平方m)の液晶と、16型 WQXGA+(3,200×2,200ドット、20~120Hz、ピーク時500cd/平方m)のOLEDという2つの選択肢が用意される。前者の色域はsRGB 100%、後者はDCI-P3 100%に対応している。
XPS 16は米国時間の1月6日より販売が開始される計画で、現時点では価格は未定。まずはグラファイトのカラバリとハイエンド構成のモデルが販売開始され、エントリーレベルのスペックは2月以降に販売開始される予定だ。また、本年のどこかのタイミングでホワイト系のシマー(Shimmer)のカラバリが追加される計画になっている。