【解説】インフルエンザが猛威……変異株「サブクレードK」が影響? かかりやすい“5つのタイプ” 発症リスク「3.6倍」どんな人?

全国でインフルエンザが猛威を振るい、報告された感染者数は「警報」の基準を超えています。その背景の1つにあるとみられるH3型の変異株には、どんな特徴があるのでしょうか。ある研究で、インフルエンザにかかりやすい「5つのタイプ」が判明しました。

藤井貴彦キャスター「インフルエンザの流行が止まりません。厚生労働省による最新のデータ(11月10日~16日)では、インフルエンザの全国の感染者数は、大きな流行の発生を示す『警報』の基準である30人を大きく超えた37.73人(1定点医療機関あたり、暫定値)でした」

「インフルエンザの変異株と、かかりやすいタイプに注目します」

小栗泉・日本テレビ報道局特別解説委員「これだけ増えている理由の1つとみられているのが、インフルエンザH3型の変異株『サブクレードK』です。国立健康危機管理研究機構が解析したところ、今年9月以降の患者から採取したH3型のウイルスで13検体のうち12検体が、サブクレードKでした」「感染制御学が専門である東邦大学の小林寅喆教授によると、変異株ということでまだ免疫を持っていない人も多いので、感染しやすく広がりやすいということです」

「ただ、症状についてはこれまでのインフルエンザと大きく変わりません。治療薬やワクチンについてはどちらもほぼ同じ効果か、やや低くなるかもしれないが一定の効果は得られるということです」

藤井キャスター「そして、インフルエンザにはかかりやすい人の傾向があることが分かったそうですね」小栗委員「5つのタイプがあるという、非常に興味深い研究結果が発表されました。弘前大学・京都大学・大正製薬のグループが20歳以上の約1000人のデータをAIで解析しました」

「その結果、花粉症などアレルギーのある人、食事のバランスが偏っていて栄養不良の人、仕事や生活などで多忙で睡眠不足の人、血糖値が高めの人、肺炎になったことがある人がかかりやすいと判明。国際的な科学論文誌にも掲載されました」

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