JFA影山雅永前技術委員長に「未成年者に対するサッカー関連活動の永久的禁止」などの処分

 日本サッカー協会(JFA)は15日、専任契約者に対して「未成年者に対するサッカー関連活動の永久的禁止」、「その他のサッカー関連活動の無期限の禁止」の懲罰を下したと発表した。裁定委員会による決定で、期日は昨年11月13日付け。その後の不服申し立てが棄却されたことで発表に至った。

 懲罰が下されたのは、昨年10月に出張先のフランスで児童ポルノを閲覧するなどの罪で執行猶予付き判決を受け、JFAとの契約を解除された元JFA技術委員長の影山雅永氏。JFAは規定によって実名や役職を公表せず、「専任契約者」とのみ発表した。事案の概要についても「刑罰法規に抵触し、サッカー界の社会的信頼を損なう行為」とのみ明らかにしている。

 同日の理事会後、メディアブリーフィングを行った湯川和之専務理事によると、実名公表を行わない理由は「プライバシー保護」のため。一方、コンプライアンスの実践・遵守に向けては透明性の確保も問われるという報道陣の指摘に対し、湯川専務理事は「ごもっともだと思う」と見解を述べ、「ご指摘はご指摘で受けて改善していかないといけない」と2月以降の理事会で議論を行っていく姿勢を示した。  また湯川専務理事は当該者に対し、指導者ライセンスの失効処分も行ったことも明らかにした。

(取材・文 竹内達也)

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