【MLB】争奪戦のソトが「チームを除外するプロセスを開始」 “外野手不足”のド軍は「T・ヘルナンデスを引き留める可能性」
今オフにヤンキースからフリーエージェント(FA)となり、去就が注目されているのがフアン・ソト外野手。2024年シーズンは打率.288、41本塁打、109打点を記録した26歳の打者には各球団からの高い関心が寄せられている。
そんななか、有力候補のひとつとされてきたのがドジャース。ソトに対しての最新の動きを現地メディアが伝えている。
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■「10日以内に決断する」と報道
ソトに対してはヤンキースやメッツ、レッドソックスなどが関心を寄せているとされたなか、2日(日本時間3日)にはブルージェイズが最高額を提示する可能性がMLB公式サイトで伝えられた。『MLBネットワーク』のジョン・モロシ記者による「10日以内に決断すると聞いた」との情報もあり、移籍先決定に近づいているとみられる。
そんななか、ドジャースの地元メディア『ドジャース・ネーション』は、「フアン・ソトの代理人であるスコット・ボラスがスーパースターのフリーエージェントに対しての最新情報を提供」と報道。ソトに対してのドジャースの最新の動きを伝えている。
記事内ではソトが最終決定をまだ下していないとしつつも、「チームを除外するプロセスを開始した」とオファーされた球団から絞り込みを図っていると言及。そのなかで「ドジャースはソトと強いつながりを持っているチームのひとつだが、他のチームと比較する可能性は低い」と移籍の可能性が下がりつつあると記されている。
ドジャースは2024年、シーズン途中からムーキー・ベッツ内野手を外野へ再コンバートしたが、来季は内野へ再び戻す見込み。中堅はトミー・エドマン外野手がレギュラーを務めるとされるが、両翼は絶対的なレギュラーが不在となっている。
そんななか、記事内では「ドジャースの外野手不足は明らかななか、26歳のソトに加えればわずかな金額で済むテオスカー・ヘルナンデスを引き留める可能性が高い」とコメント。FAとなっている32歳のスラッガーとの再契約で埋め合わせを図るとされている。
今オフの最大の人気銘柄であるソト争奪戦も終盤に入ってきたなか、有力候補に挙がっていたドジャース移籍は消滅することになるのか。
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