【京都大賞典】1番人気が勝てないレース!3つの共通項を満たす妙味たっぷりの穴候補を教えます
2025/10/3(金)
低評価を覆し昨年優勝したシュヴァリエローズ
いよいよ東京・京都開催がスタート。今週、来週はG1レースこそ行われませんが、この後のビッグレースに繋がる注目重賞が目白押しです。
週末の京都大賞典(G2、京都芝2400m)もジャパンカップや有馬記念、香港ヴァーズを意識する有力中長距離ホースが集結!
今年はグレード制導入後、初めてとなるフルゲート18頭立てで、ハイレベルな一戦が予想されますが、現在1番人気は8連敗中と不振気味。 昨年は8番人気のシュヴァリエローズが1着、3着にはシンガリ11番人気のメイショウブレゲが食い込み、3連単は140万超えの大波乱となったように、馬券的には人気薄の大駆けにも警戒したいところ。過去10年(※21~22年は阪神開催のため除外)の京都大賞典において、6番人気以下で馬券に絡んだのはこちらの7頭です。
24年3着 メイショウブレゲ(11人気)
今年も激走しそうな穴馬を見つけるために、これら人気薄で好走した馬たちの共通点をいくつかピックアップしてみましょう。 ①京都コースで勝利実績アリ 6頭のうち、トーセンバジルを除く5頭に「京都コースでの勝利実績」がありました。 京都芝2400mは3コーナーのアップダウンが激しい舞台。特に4コーナーを上手に下って来られるかが勝負の分かれ目となります。 中でも京都の「外回り」で既に結果を出している馬に注目。5頭のうちアドマイヤデウス、ダンビュライト、メイショウブレゲ、シュヴァリエローズは距離を問わず「京都外回り」で勝利したことがあり、高いコース適性を示していました。 ②父、母の父が「サンデーサイレンス系」 京都コースは古くから「サンデーサイレンス系の庭」と言われているように好相性を示している舞台。京都で行われた直近の5年間で見ても、サンデー系のディープインパクトが4勝と抜群の成績を残しています。 穴の好走馬はいずれも「父、母の父」がサンデーサイレンス系の種牡馬であったことは見逃せません。 ③5~6歳で、キャリア16戦以上30戦未満 2400m戦とあってレース経験の浅い馬より、経験豊富なタイプが立ち回りの上手さを活かして好走するケースも珍しくありません。好走した6頭はいずれも、16戦以上のキャリアがありました。 ただ、前述のようにG1を見据える有力馬が揃うため、レースレベルはそれなりに高くなります。7歳以上の高齢馬や、30戦以上使っていて頭打ち傾向になっている馬はなかなか厳しいようで「5~6歳」「キャリア16~30戦」が穴馬のボーダーラインといえそうです。
今年の出走馬で、この3つの条件を満たしている穴候補はアルナシーム、プラダリア、ワープスピードの3頭。
中でもプラダリア、ワープスピードは京都芝2400m以上で勝利実績があり、コース適性でリードしている印象。2頭とも近走着順が冴えず人気を落としていますが、血統構成・キャリア年齢も申し分なく、過去の穴パターンと合致しています!