次の重要なiPhoneアップデート、「iOS 26.1」はまもなく登場?
アップルは新しいiPhone用アップデートは、まもなく登場すると見られている。中間アップデートが配信されるとの報道も多かったが、次のiPhoneソフトウェアのリリースがiOS 26.1になることは、いまやほぼ確実だ。これは良いニュースである。 iOS 26は9月に公開され、その後、より小規模なiOS 26.0.1が続いた。次の大きな番号のアップデートに先立ち、iOS 26.0.2が登場するとの見方もあったが、正直なところ、そのタイミングは過ぎてしまった。 したがって、米国時間10月28日に到着したiOS 26.1のリリース候補版ベータは、一般公開が間近であることを示している。つまり、予想されていたiOS 26.0.2は不要というわけだ。次はそのままiOS 26.1に進むことになる。 それは好ましい展開だ、なぜならiOS 26.1はiOS 26.0.2よりはるかに多くのことを実現するからだ。なお、iOS 26.1が遅延しているという一部報道については、必ずしも当たっていない可能性がある。リリースのスケジュールには柔軟性があるためだ。 このためiOS 26.1が一般公開されるのは、米国時間11月3日(月)または米国時間11月4日になる公算が極めて大きい。 ■「iOS 26.1」には重要な新機能も搭載される見込み もちろん、iOS 26.0.2向けに予定されていたセキュリティアップデートやバグ修正はiOS 26.1に取り込まれるため、セキュリティ面の充実は確保される。そのうえで、メジャーなポイントアップデートとして通常どおり重要な新機能も搭載される。 リキッドグラスは、過去10年以上で最大のiPhoneのデザイン変更である。iOS 26.1には、ガラスの透過度をカスタマイズできる切り替えスイッチが用意される。一部のアナリストが求めたスライダーではないかもしれないが、透明(clear)と半透明(tinted、色付き)を切り替えられる。 アップルの説明によれば、「透明」は下にあるコンテンツをより見せ、「半透明」はコントラストを高めて不透明度を上げるという。リリース候補版ベータから判断すると、このスイッチが影響するのは通知センターや検索バーなど、インターフェースの一部に限定されているようだ。 iOS 26.1で導入されるその他の変更として、ロック画面の「スワイプでカメラ起動」ジェスチャーをオフにできる機能が初めて加わる。ポケットからiPhoneを取り出す際に誤ってカメラが起動することがなくなる。また、アラームをオフにする(スヌーズではなく停止する)操作は、タップではなくスライドが必要になる。このほうが、眠いときに停止を誤ってタップしてしまう事態を防ぎやすい。 さらに、セキュリティ改善をバックグラウンドで自動的にダウンロードし、インストールすることを選べるようになる。これにより、手動で選択しないままiPhoneを脆弱な状態にしてしまう可能性を減らせる。 この機能は「プライバシーとセキュリティ」内の「バックグラウンド・セキュリティ改善」(Background Security Improvements)設定で有効化する。これは、通常のソフトウェアアップデートの合間にセキュリティ更新を提供するのが目的で、これまでは「迅速セキュリティ対応」(Rapid Security Responses)と呼ばれていたものの新名称である。このセキュリティシステムには新しい選択肢があり、「バックグラウンド・セキュリティ改善」をオフにすることを選べる。ただし、その場合はiPhoneのセキュリティが低下するという警告が表示される。 詳細は今後、明らかになり次第、追って伝える。
David Phelan