【ケニアの喫茶店】エチオピア式コーヒー、ショウガ2杯の洗礼 / カンバ通信:第454回
ジャンボ〜! ケニアのナイロビでタクシー運転手をしているケニア人(カンバ族)のチャオスだよ。
今日はコーヒーを飲みに行ったお店の話をするね。
僕が行ったのは「ビルク・レストラン(Biruk restaurant)」というお店で、名前はエチオピアの言葉らしい。
中に入ってみると、スタッフは全員エチオピア人。そしてお客さんもほとんどがエチオピアの人たちだった。
つまり僕だけがケニア人。ちょっと不思議な感じである。
でもね、スタッフは「いらっしゃい」って、とてもやさしく迎えてくれたんだ。こういうときの一言って大事だよね。安心する。
僕はコーヒーを注文した。するとスタッフがこう言った。
「うちのコーヒーはエチオピアの最高のコーヒーよ」
おお、それは楽しみである。
さらに続けて聞かれた。
「ジンジャー入りにする? それとも無し?」
コーヒーにジンジャー? ちょっと珍しいよね。でもせっかくだから僕は言った。
「ジンジャー入りでお願いします」
するとまた聞かれた。
「スプーン1杯? それとも2杯?」
ここで少し迷ったし、どんな味なのかよくわからないけど、無意識的に欲張ってしまって、僕は「2杯で」とお願いしたんだ。
そしてコーヒーが来て飲んでみると……これがね、コーヒー自体はとても美味しい。香りも良くて、しっかりしている味だ。
ただし。
ジンジャー、かなり強い。
苦味というか辛味というか、飲みながら「おお……」となるレベルである。正直に言うと、僕にはちょっと強すぎたよ。
でもスタッフが言っていた通り、このコーヒーはケニアのコーヒーとはまったく違う味だった。これはこれで、エチオピアのスタイルなんだろうね。
ちなみに値段は1杯70ケニアシリング(約80円)。ケニアの安い店よりは少し高めだ。
異国の中にある、もうひとつの異国。そんな感じのお店だったよ。
次に行くときは……ジンジャーは1杯にしてみようと思う。みんなも入れすぎには気をつけてね。では、クワヘリ!
執筆:チャオス(カンバ族) 超訳:GO羽鳥 Photo:RocketNews24.