【子育て漫画】えっ、1歳で全身麻酔!? 耳にあった“小さな穴”が招いた予想外の事態に「知らなかった」「うちの子にもある!」

生まれつき「耳瘻孔(じろうこう)」がある次女。細菌感染のおそれがあったため受診したところ、手術不要と言われて母は一安心しました。しかし別の医師の意見は…。Instagramで公開された漫画が、「そんな病気があるんだ!」と話題になりました。作者のもち田ハム子さんにお話を聞きました。

漫画「1歳で全身麻酔?! 耳瘻孔摘出は必要?!」(第1話~第8話)のカット(もち田ハム子さん提供)

 子どもが手術をした経験を描いた漫画「1歳で全身麻酔?! 耳瘻孔摘出は必要?!」が、Instagramで多くのいいねを集めて話題となっています。  生まれつき「耳瘻孔」があった次女。「ほとんどの場合無症状」と聞いて「大丈夫だろう!」と思っていた母でしたが、生後8カ月になった頃に掻きむしってしまい、病院を受診しました。すると医師からは…。読者から、「不安になりますよね」「この病気は知らなかった」などの声が上がっています。

 この漫画を描いたのは、NAPBIZブログ・準公式ブロガーのもち田ハム子さんです。Instagramとブログ「もち田ハム子の漫画倉庫」でエッセー漫画を発表しています。もち田ハム子さんに、作品についてのお話を聞きました。

 なお、漫画「1歳で全身麻酔?! 耳瘻孔摘出は必要?!」は現在も連載中で、本記事では第8話までをご紹介しています。続きはもち田ハム子さんのInstagram、またはブログで読むことができます。

Q.漫画を描き始めたのはいつごろからですか。

もち田ハム子さん「2024年3月から、Instagramとブログで漫画を発表し始めました。漫画を描くようになってから、家族の面白い言動をメモしたり、周囲にネタになりそうなことがないか、アンテナを張ったりしています。漫画を描く時間を確保するためにタイムスケジュールを意識するようになり、また交友関係が広がったので毎日が楽しくなりました」

Q.このエピソードを漫画にして発表しようと思った理由を教えてください。

もち田ハム子さん「耳瘻孔手術について検索したときに、ヒットする情報量が少なくて不安が倍増しました。同じような親御さんたちのためになるかもしれないと考え、私が情報を発信しようと思いました」

Q.最初に「手術になるかも」と言われたときは、どのようなことを考えましたか。

もち田ハム子さん「『え、手術? まあでも…きっとしなくて済むでしょ!』と、楽観的でした」

Q.「手術をする」「手術をしない」で医師の見解が分かれたときは、どう思いましたか。

もち田ハム子さん「どちらを信じるか、かなり悩みました。漫画では省略していますが、小児科の先生にも『どちらの見解が正しいと思いますか?』と相談したのですが、その先生も手術をした方が良いとおっしゃっていました」

Q.手術までの間は、どのように過ごしていましたか。

もち田ハム子さん「手術を決めてからは『大丈夫!』と『何かあったら…』が交互に頭を巡って、落ち着きませんでした。また、とにかく風邪をひかせてはいけないという思いでいっぱいだったので、ほぼ家に引きこもって過ごしました。長女にも一緒に家で過ごしてもらったので、退屈だったと思います」

Q.現在も連載中ですが、完結はいつごろの予定ですか。

もち田ハム子さん「20話か、長くても25話ほどで完結予定です」

Q.漫画「1歳で全身麻酔?! 耳瘻孔摘出は必要?!」に、どのようなコメントが寄せられましたか。

もち田ハム子さん「『うちの子にもある!』『甥っ子にあった!』などのコメントが多くて、意外でした。また、子どもを心配する気持ちに寄り添ってくれるコメントを頂き、ありがたかったです」

(オトナンサー編集部)

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