不法残留の外国人6万8千人、1年間で6300人減 令和8年、上位はスリランカのみ増加
出入国在留管理庁の公表資料から
国内に不法残留する外国人が令和8(2026)年1月1日時点で6万8488人に上ることが27日、出入国在留管理庁のまとめで分かった。1年前より6375人(8・5%)減った。国籍・地域別ではベトナムの約1万1千人が最多で、タイ、韓国が続いた。
在留資格別に見ると、本来は観光客らに付与される「短期滞在」の約4万1千人が最多で、「技能実習」「特定活動」「留学」「日本人の配偶者等」の順だった。
入管庁は「1年前と比べトルコがカンボジアに代わって9位になった。また、1年前と比べ上位10カ国・地域のうちスリランカを除く国・地域で減少した」としている。
不法残留者は平成5年(1993)年に最多の約29万8千人を記録したが、26(2014)年に5万9千人まで減少。近年は7万人前後で推移している。
【国籍・地域別の不法残留者】
(1)ベトナム 1万1601人(-2695人)
(2)タイ 1万907人(-430人)
(3)韓国 1万20人(-580人)
(4)中国 5827人(-738人)
(5)フィリピン 4393人(-291人)
(6)インドネシア 4248人(-383人)
(7)台湾 2601人(-382人)
(8)スリランカ 2091人(+48人)
(9)トルコ 1228人(-144人)
(10)カンボジア 1044人(-336人)
【在留資格別の不法残留者】
(1)短期滞在 4万1607人(-4127人)
(2)技能実習 9323人(-2181人)
(3)特定活動 7306人(-263人)
(4)留学 2173人(-72人)
(5)日本人の配偶者等 1724人(-26人)