みんな待ってた「本当に軽いVRヘッドセット」完成。その重さ、ほぼiPhone 17

ラスベガスで開催されたCES 2026にて、VR端末メーカーのPimaxが軽量端末「Dream Air」を展示していました。 この製品、VRヘッドセットとしては超軽量の170グラム。なんと、日常的に手に持ち、ストラップでぶら下げているiPhone 17よりも7グラム軽いんです!

さらに、軽さを実現しつつ8K対応ディスプレイを搭載しているのも大きな魅力。搭載されているのはマイクロOLED、片目3,840×3,552ピクセル。Meta Quest 3が2,064×2,208ピクセルなので、わかりやすく上なわけです。 デモでサイバーパンクなRPG『Low-Fi』をプレイしてみたところ、はじめてすぐは若干の画面酔いを感じたのが正直なところ。が、それでもプレイを続けたいと思うほど、ディスプレイの美しさが勝っていました。

Dream AirはPC型VR端末なので、単体利用ではなくパソコン(ハイスペ端末)との接続が必要。デモでは、Nvidiaの50シリーズGPUを搭載した端末と接続されていました。 コンピューティング部分を外注(パソコン)し、有線でヘッドセット(Dream Air)と繋ぐメリットは多数あります。まず、外部に電力があるので、ヘッドセット自体にバッテリーがいりません。これでかなり軽量化が可能。加えて、コンピューティングパーツも不要なので、これまた軽量化が進みます。 しかし、あれこれパソコンに投げるだけで軽量化を実現したわけではありません。肝はレンズ。VRヘッドセットでよく採用されるパンケーキレンズではなく、 Dream Airでは凹レンズを採用。結果、ヘッドセットのディスプレイはユーザーの目とより近い位置に配置でき、厚みや重さをカットできるのだといいます。 これ、AppleのVision Pro(メーカー公称750〜800グラム)と似た仕組みなのですが、Vision Proの視野100度に対し、Dream Airは110度! デモは数分の装着だったのでもちろん首も肩も快適。Vision ProやMeta Quest 3(515グラム)と比べても、もっと長い時間装着していたい・しても問題ないと強く感じました。

…と、期待は高まるものの、昨年12月の発表以来、Dream Airのリリース・発送は大幅に遅れ中。少ない数でやっと一部出荷が始まったところだそう。 Dream Airの価格は2,000ドル(日本向け販売価格33万7020円)。事前予約可能なDream Air SE(画質と視野のスペックが落ちる)が900ドル(日本向け販売価格15万1571 円)。

そうこ

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