「近藤真彦」フジ“ACジャパンCM祭り”で“若い層も認知…旧ジャニーズ時代より「生き生き」している還暦姿〈クイズ!昭和100年プラスきょう〉
26日放送の「クイズ!昭和100年プラス」(TBS系・よる7時)は、昭和・平成・令和から1年1問を出題。101問を101人で解答する。昭和のアイドル・近藤真彦も参戦! 近藤真彦にまつわる記事を再掲する(「AERA DIGITAL」に2025年2月25日に掲載されたものの再配信です。本文中の年齢、肩書等は当時のもの)。
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中居正広氏と女性とのトラブルをめぐる騒動の影響で、スポンサー離れの問題が長期化しそうなフジテレビ。連日、ゆうちゃみやなかやまきんに君らが出演するACジャパンのCMが放送される中、「日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会」のACジャパンの支援広告に起用されている近藤真彦(60)の存在感も増しているようだ。
CMは、近藤がコンサート会場で「あれ? 声が小さいな」「もう1かーい!」などと客とコール&レスポンスをする中で、自身の“聞き返し”の多さに気づいて耳鼻咽喉科を受診するストーリー。近藤が同広告に起用されたのは昨年7月だが、フジの騒動に伴い一瞬にして“超有名CM”となった。
現在、ネット上では「こんなにマッチを見る日が来るとは思わなかった」「5年分のマッチを見た!」といった反応が散見されるほか、近藤のモノマネを持ちネタとする片岡鶴太郎も今月のラジオ出演時に反応。共演した放送作家・高田文夫氏から「今売れてますよね、マッチ。1日何百回も出てますから。売れちゃって売れちゃって」と話を振られると、片岡は「大変な露出ですよね」と喜んでいた。
このCMの裏話について、エンタメ誌の編集者が話す。
「同CMは、昨年4月に行われた近藤さんの還暦記念ツアーの大阪公演の終演後に撮影されたそう。CMに映っている客席のファンは本物で、情報解禁前だったため、なんのCMであるか一切伏せられたまま撮影に協力していたとか。コール&レスポンスのシーンの練習中には、近藤さんが突然ギャグを披露する場面もあったようで、和やかなムードの中、終演後に残ってくれたファンを最後まで楽しませていたとか。同CMはコミカルな内容が視聴者に好評で、再ブレークも期待される近藤さん。奇しくも旧ジャニーズ時代の後輩である中居さんの騒動の影響で自分のCMが流れている点は、本人も複雑な思いを感じているのでは」
旧ジャニーズ時代よりも生き生き
近藤といえば、1980年代を代表するトップアイドルの一人として人気を博し、次第に世間の熱狂が落ち着く頃にカーレーサーとしての活動を本格化。94年に「全日本GT選手権」で初優勝を果たしたほか、2000年からオーナー兼監督を務める「KONDO Racing Team」を幾度となく優勝に導き、23年には「日本レースプロモーション」の取締役会長に就任した。前出の編集者が言う。
「1994年以降、事務所の最年長タレントであったことから、長らく『ジャニーズの長男』と呼ばれていた近藤さんですが、2020年に不倫疑惑が一部週刊誌に報じられ、翌年に旧ジャニーズ事務所を退所。騒動当時はネガティブな声にも晒され、『FNS歌謡祭』の出演を辞退するなど活動を自粛していましたが、独立後はより自由度の高いエンターテインメントショーをファンに見せてくれており、旧ジャニーズ時代よりも生き生きとしている印象すら受けます」
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今年は野村義男と共に「MASAHIKOとYOSHIO」として日本各地と台湾でコンサートを開催。昨年12月には鈴木おさむ氏が構成・脚本を務める笑いと歌のエンターテインメントステージ「Thank you very マッチ de SHOW『ギンギラ学園物語』」を東京・明治座で上演し、立ち見が出るほどの大盛況だったという。
さらに今年4月には、韓国人スター・SE7ENやJINJIN(ASTRO)らが出演する新感覚舞台「ドリームハイ」への出演が決まっており、確かにこれまでの固定観念にとらわれない自由な活動が目立っている。
「ギンギラギンにさりげなく」が韓国で人気
このほか、3月16日からはTUBE・前田亘輝との旅番組「近藤真彦&前田亘輝 男ふたりの冒険旅inタイランド~風と歌を感じて」(CS「日テレプラス」)が放送予定。そんな60代とは思えないパワフルな姿を見せる近藤について、芸能評論家の三杉武氏は次のように語る。
「1987年に『愚か者』で『第29回日本レコード大賞』の大賞を受賞するなど、歌手として数々のヒット曲を世に放った近藤さん。旧ジャニーズ事務所を退所した際は“逆風”も浴びましたが、今ではすっかり“辞めジャニ”の中でも勝ち組と言ってもいい存在です。60歳の誕生日を迎えた昨年7月に東京・日本武道館で開催した『Thank you veryマッチ60th Anniversary』には1万人を超える観客が集まりましたが、旧ジャニーズ事務所を離れた後も多くのファンに支えられてコンサートやディナーショーなど歌手活動は順風満帆のようです。
一昨年の春に元F1ドライバーの中嶋悟さんの後を受けて『日本レースプロモーション』の会長の要職に就任したのは、タレントイメージアップなど芸能活動の点においてもプラスに働いている印象。また、もし旧ジャニーズ事務所に残っていれば、“長男”として故ジャニー喜多川氏の性加害問題の批判の矢面に立たされていたり、被害者の救済活動に携わっていたりした可能性もあり、結果論になりますが良いタイミングで古巣を離れたと言えなくもないですよね。最近は韓国の人気番組『韓日歌王戦』の影響で自身のヒット曲の『ギンギラギンにさりげなく』が同国で注目を集めるなど意外な追い風も吹いており、今後も活躍が見られそうです」
若い層の間でも「聞き返しのCMの人」としての知名度が高まっているという近藤。還暦を過ぎた“マッチ”に期待したい。
(小林保子)
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