犬はケンカの「仲裁」をする?行動の心理を獣医師が解説(いぬのきもち WEB MAGAZINE)

飼い主さんに「家族がケンカなどをしていると、愛犬が仲裁するような行動やしぐさを見せることはありますか?」と質問すると、54%の飼い主さんが「はい」と回答。 「はい」と回答した飼い主さんに、愛犬はどのような行動やしぐさでケンカを仲裁してきたのか聞いたところ、以下のようなエピソードが寄せられました。

「大きな声を出すと必ず心配そうに間に入ってくる」 「2人の間に入って顔をなめたり、前足を体にかけてきたりして、『やめてほしいですよー』っていっているみたいです」 「そばに来て座る。手で触れてくる」 「心配そうにして、行ったりきたりしながら、様子を見ている」 「声を荒げているほうに向かって吠えて、もう片方を守るしぐさをする」 「散歩中、夫と口論になったときに愛犬が座り込みをして動かなくなりました。『大丈夫だよ~ごめんね~』と愛犬に話しかけ、夫とふつうに会話をしたら歩きだしました」 「口ゲンカしていると、仲裁のつもりなのか、吠えたりジャンプしたりしながら、自分のほうに注目がくるようにします」 「前足でチョイチョイして『ケンカはやめて!』といってきます。かわいすぎて、ケンカは終了します」

ここからは、犬がケンカを仲裁するような行動を見せる理由や、その対応方法について、いぬのきもち獣医師相談室の原駿太朗先生が解説します。 ——家族がケンカをしていると、犬が仲裁するような行動やしぐさを見せるのは、どのような理由や心理からなのでしょうか?  原先生: 「犬は人の声のトーンや雰囲気にとても敏感です。そのため、家族がケンカをしているときに、声や雰囲気に攻撃性などを感じとることで、不安になって様子を見にきたり、家族という“群れ”のトラブルを止めようと間に入ろうとしたりすることがあると考えられます」 ——愛犬がケンカを仲裁するような行動やしぐさを見せた場合、愛犬に対してどのように対応してあげればいいでしょうか?  原先生: 「まずは愛犬が不安を感じていることに気づき、安心させてあげることが大切です。可能であればケンカを一度やめ、やさしく声をかけたり、なでてあげたりするといいと思います」 家族がケンカをすると不安な気持ちになるのは、人も犬も同じ。愛犬を不安にさせないよう気を付けたいですね。 (監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・原駿太朗先生) 取材・文/宮下早希 ※アンケートコメントは飼い主さんがご自身の体験を回答したものです。 ※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。 ※記事と写真に関連性がない場合もあります。 ※記事の内容は2025年6月時点の情報です。

いぬのきもちWeb編集室

関連記事: