1,000円台で「探す」も使える。UGREENの“ほぼAirTag”なスマートタグ
こう見えて、Apple「探す」認証です。
複数の貴重品へのスマートタグ導入を考えていたところ、たどり着いたのがUGREENの「FineTrack Smart Finder」。1,000円台と安価ながら、とにかくシンプルに使えました。
Apple「探す」認証済みのスマートタグ
鍵用、カバン用……と、いくつかまとめて導入したいスマートタグ。となると、1つあたりのコストを下げつつパフォーマンスの高いものを見つけたいところです。
使い捨てではないことと、Appleの「探す」対応なことの2つを条件にスマートタグを探して、「これならば!」と思えたのが「FineTrack Smart Finder」でした。Appleの「探す」認証、かつ電池交換可能です。
求める条件をクリアしていながら、コストパフォーマンスにも優れており、こちらに決めました。
iPhoneの「探す」に登録する時は、本体のボタンを押して「探す」から「その他の持ち物を追加」でスマートタグを追加するだけ。もちろん別の専用アプリをダウンロードする必要もなく、直感的にすばやく登録が済みました。
ボタン電池式で電池交換可能
「探す」アプリのスクリーンショットこの値段でいながらありがたいのは、ボタン電池式で電池交換可能なこと。電池寿命は約2年で長持ちですが、使い捨てでないのが素晴らしい。そして、電池残量はAirTag同様に「探す」で確認できます。スマートタグを仕込んでいたのに電池が切れていた、なんてことを防げます。
実際に電池交換を試みるとこんな感じ。付属のピンでカバーをパカっと開けると、ボタン電池(CR2032)が入っています。このボタン電池も、数百円で入手できるものなのでランニングコストの心配がありませんね。
電池交換不可のスマートタグだと数千円の本体ごと使い捨てになってしまいますが、これなら電池を換えればずっと使い続けられるのは経済的。
紛失時の機能もバッチリ
「探す」アプリのスクリーンショット肝心のGPS精度もバッチリ。都心部で幅5m前後と思われる橋に立ってみたところ、正確な位置を示してくれました。ここまで近づくことができれば、あとは「探す」の「サウンドを再生」で音を頼りに探せます。
サウンドも、たまごっちの音が高く大きくなったようなかき消されにくいビープ音です。ぎくっとするようなサウンドではなく「ピーポロロロ…」みたいなかわいいメロディ。自宅で鍵を見失った時にも気軽に鳴らせます。
あとは、本体にキーリングを通せる穴があるのも秀逸。手持ちのキーホルダーやカラビナがあれば、別途ケースを買うことなく貴重品につけられるので、本体購入費だけで導入できます。
安価なのにコストパフォーマンス抜群なUGREENの「FineTrack Smart Finder」。なくしものをしないに越したことはありませんが、これならもしもの時にも頼もしいなぁ。