高速道路で突如「逆走"軽ワゴン"」出現… あわや「正面衝突」に！ ギリギリ回避の"衝撃映像"に反響殺到!? 「厳罰化しないと」「免許返納しろ」の声も!? NEXCOが注意を呼びかけ

　NEXCO東日本は2025年4月16日、公式SNSを更新。【無くそう逆走】というタイトルで、パトロール中に捉えた逆走車の映像を公開しました。 　

　衝撃の一部始終に、SNSなどではさまざまなコメントが寄せられています。

　映像は道路パトロールカーの前面展望の様子で、夜間に2車線の高速道路本線の走行車線を巡回しています。

　すると、パトロールカーは赤色灯を点灯させるとともに、激しくパッシング操作。このとき、前方の追い越し車線に本線を「逆走」する軽ワゴンらしきのライトが現れました。

　パトロールカーはパッシングを繰り返して警告するとともに、路肩に寄せる退避行動を取り、衝突を避けられました。

　しかし、逆走車は何食わぬ顔で走行を続け、停まる素振りはみせません。

　その時、停車したパトロールカーの右横から白いSUVが追い越し。あわや逆走車と正面衝突するところでした。

　SUVはすんでのところで緊急回避できたものの、映像を確認すると逆走車までの距離は、破線の長さ（8m）よりも短いことから、わずか5〜6mでかわしたようです。

　さらに、SUVに続けてシルバーのワゴンも追い越しをします。ワゴンはパトロールカーが路肩に寄せていたことで2車線をうまく跨いでかわし、こちらも衝突を避けることができました。

　最初に衝突しそうになったSUVは、我に返ったようでブレーキを何度も踏んで急減速。予想だにしない突然のできごとで、とても驚いたようです。

　逆走車はそのまま走行を続けたとみられ、その後の行方はわかっていません。

　動画には「！逆走は、命にかかわる危険行為です！」と、赤地に大きな白文字という、異例の強調キャプションで強く印象づけており、投稿でも「逆走車は追越車線を走行してきます。高速道路上で逆走情報を見聞きしたら、速度を落とし十分な車間距離をとって走行してください」と警鐘を鳴らしています。

　この動画については、SNS上でもさまざまなコメントが寄せられ、「こわかった」「恐ろしい」など、衝撃の一部始終に驚く人が多かったようです。

　また、「免許返納しろよ」「高速道路の逆走は一発免取りで良いと思う」「厳罰化しないと駄目だと思う」「国も言い訳なしで取り組む段階では」など、相次ぐ逆走ドライバーによる危険走行について、運転免許の返納制度の活用推進や、法整備の課題を指摘する声もあります。

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　逆走車を見つけたら、まずは十分減速して左に寄り、衝突の回避に専念しましょう。

　その後すぐ110番や道路緊急ダイヤル「＃9910」、最寄りの非常電話で通報します。

　もし通報がなければ、逆走車がさらに先を走ってしまい、事故のリスクが非常に高まるため、一刻も早い通報が何よりも大切です。

　通報があれば、交通機動隊や高速パトロールカーが緊急出動するほか、道路情報版に「逆走車有」などと表示され、ハイウェイラジオなどでも通行しているクルマに対し、注意を呼びかけます。

　また、逆走車が走行中の区間だけでなく、そのさきの区間も通行止めにする規制が実施されることもあります。

　逆走車の表示や案内を見かけたら、前方に十分注意し、衝突を避ける行動を取りましょう。

　逆走車の多くは、自らが逆走しているという認識がないため、左側通行の原則に基づいて「追い越し車線」を走行してくる場合が多くあります。不用意に追い越し車線にいないことも重要です。