トランプ氏、イラン核兵器保有「かなり近い」 国家情報長官と相反

［ワシントン　１７日　ロイター］ - トランプ米大統領は１７日、イランが核兵器を開発していないというギャバード国家情報長官の評価を否定した。イスラエルのネタニヤフ首相が主張するイラン核施設や軍事施設への攻撃の正当性を容認している様子を示唆した。

トランプ大統領は主要７カ国首脳会議（Ｇ７サミット）が開催されていたカナダ西部アルバータ州カナナスキスから米ワシントンに向かう大統領専用機上で、記者団からイランがどの程度核兵器保有に近づいていると考えているかと問われ、「かなり近い」と応じた。

ギャバード長官が３月に行われた議会証言で、米情報機関はイランが核弾頭の開発に取り組んでいないという判断を維持していると述べたことに関する質問に対しては、トランプ大統領は「ギャバード長官が何を言ったかは関係ない。イランは核兵器の保有に非常に近づいていると思う」と述べた。

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