《降谷健志の不倫離婚から1年半の現在》MEGUMIが「古谷姓」を名乗り続ける理由、「役者の仕事が無く悩んでいた時期に…」グラドルからブルーリボン女優への転身(NEWSポストセブン)|dメニューニュース

〈心が変わると行動が変わり、そして人生までもが変わる事。私はそのことを身をもって体験してきました〉──女優、プロデューサー、実業家として八面六臂の活躍を見せるタレントのMEGUMI(43)。自身のSNSではありのままの想いを綴っている。

 今年5月に公開され、セックスレスの夫婦をテーマにした映画『劇場版 それでも俺は、妻としたい』では俳優の風間俊介とW主演を務めた。スポーツ紙関係者が語る。

「MEGUMIさんは話題となった、2025年1月期のバカリズムさん脚本のドラマ『ホットスポット』に出演し、今年だけですでに4本の映画出演もきまっています。また、2年連続でフランスのカンヌ国際映画祭の会期中に日本映画をPRするイベント『JAPAN NIGHT』を主催。役者としての活動以外にも、オリジナルのコスメブランドを立ち上げるなど、“美のカリスマ”として女性層から高い支持を受けています」

 高校を卒業後、歌手を夢見て岡山県から上京したMEGUMIは、24年前にグラビアアイドルとして芸能人生の一歩を踏み出した。

「知人の紹介で当時野田義治氏が社長を務めていた『イエローキャブ』に所属し、グラビア誌や写真集、DVDで爆発的な人気を誇りました。グラビア以外にも活動の幅を広げ、歯切れのいいコメントでバラエティー番組でも活躍。念願の歌手デビューも果たしています」(同前)

 26歳で2008年に俳優・古谷一行の息子で「Dragon Ash」のボーカル・降谷健志(46)と、2年間の交際を経て結婚。翌年に長男で俳優の降谷凪を出産した。映画関係者が語る。

「結婚後も、セーブしながら変わらず仕事を続けていました。しかしMEGUMIさんはかねてから芝居に強い思いを抱いていて、出産直後にスタッフへ『これからは女優をやっていきたい』と気持ちを打ち明けたそうです。脇役や様々な役で経験を積んで、10年目の2019年に38歳で映画『台風家族』『ひとよ』の演技が評価され、第62回ブルーリボン助演女優賞を受賞し、涙しました」

離婚と今後をファンに報告

 公私ともに幸せの絶頂と思われた2023年12月、MEGUMIは約15年の結婚生活にピリオドを打つ。『週刊文春』で夫・降谷による30代前半の一般人女性との不倫疑惑が報じられて、わずか3か月後 の電撃離婚だった。芸能プロ関係者が打ち明ける。

「不倫報道の翌10月には、不貞関係を知ったMEGUMIさんが家を出て、別居していたことが同誌で報じられました。親権や慰謝料の協議を経て、2023年末に夫婦はSNSで〈私たちはこれからも、共に育ててきた大切な息子の両親として、彼への愛情を最優先に、お互いの理解を重ねながら、子育てを共に進めていく所存でございます〉と、報告しました」

 17歳となった長男は海外に留学中で、MEGUMIは今年から東京とスペイン・バルセロナの2拠点生活をしている。7月8日に放送された『MEGUMIママのいるBar』(テレビ朝日系)では、結婚当時と離婚後の心境の変化を明かしていた。

結婚して「仕事、大好きだったんだ」

「MEGUMIさんは番組で『結婚してお母さんになっていくのかな、それをすごい幸せと感じるのかなと思いきや、それも最高なんですけど“仕事、大好きだったんだ”って発見があり、それは出産してみないとわからない』と、想いを語りました。

 一方で、ひとり身となった今は『本当に全部が自由になっちゃって、とりあえず40代はやりたいことを全部やって、50代になった瞬間にちょっと淘汰をして、残ったものを伸ばしていくみたいな』と、思い浮かべている将来像も打ち明けていました」(同前)

 離婚を機に、俳優としての才能を開花させたMEGUMIだが、現在も亡き義父・古谷一行への感謝と恩義を感じていた。

「MEGUMIさんが家族で暮らしていた家は古谷さんの自宅の隣にありました。物心ついたときから父親がいなかった彼女は、古谷さんを義父としても、俳優としての大先輩としても、尊敬し、慕っていました。2022年に古谷さんが急死した際、〈役者の仕事が無く悩んでいた時期に頂いた言葉は生涯忘れません〉と、SNSで感謝の言葉を綴っていました。実は離婚後もMEGUMIさんは『古谷姓』のまま。古谷一行さんへの想いを抱いてき続けているのかもしれません」(同前)

 40代のMEGUMIはいま、義父からの言葉で切り拓いた俳優としての道を突き進んでいる。

関連記事: