ふつうのイヤホンジャックじゃない。音質特化のAndroidデバイス
2024年5月12日の記事を編集して再掲載しています。を
音質第一主義の方にこそ手にしてほしいスマホ...じゃなくてプレーヤーです。
可愛らしいパッケージに包みこまれた、リーズナブルで良音質なイヤホンを提供してきた水月雨(MoonDrop)が2024年にAndroidデバイスをリリースしました。しかもオーディオメーカーらしく、4.4mmのバランス接続イヤホン用端子を備えたAndroid「MIAD 01」を!
普通の有線イヤホンは3.5mmの3極(マイク付きは4極)のプラグを用いていますが、4.4mm 5極プラグを用いたバランス接続イヤホンはアタックのキレが良く響きのグラデーションが豊か、低ノイズかつステレオサウンドの分離力にも優れているといいことだらけ。そのぶん、プレーヤーやDAC側の回路が複雑化するので高価になりがちなのですが、このMIAD 01はお値段399ドル(約6万3000円)らしく、かなりリーズナブルです。
Image: 水月雨 JapanOSはAndroid 13。SoCはミドルレンジのMediaTek Dimensity 7050を採用。 6.7インチでリフレッシュレートが120HzのフルHD 有機ELディスプレイは、ドラマやアニメを見るときの満足度が高そう。
CirrusLogic製のフラッグシップデコードチップを2基搭載し、右チャンネル、左チャンネルでそれぞれ別のDACを使うゴージャスな設計になっています。前述した4.4mmバランス接続端子を用いることで、Android標準のSRC(サンプリングレートコンバーター)を回避するみたい。
Image: 水月雨 Japanストレージは256GBと大容量だし、microSDで2TBまで拡張OK。メインカメラは約6400万画素デュアルレンズ、フロントカメラは約3200万画素の解像度を持ち、33W PDに対応した5000mAhのバッテリーで駆動します。
水月雨 MOONDROP MIAD 015G対応フルバランスHiFiオーディオプレーヤー↓詳細スペック↓オーディオ関連:4.4 mm 5極バランス出力+3.5 mm 3極出力バランス出力4Vrmsシングルエンド出力2VrmsCirrusLogic社のフラッグシップデコードチップ2枚搭載SN比117dBダイナミックレンジ132dB… pic.twitter.com/sxhuq0Zlgr
— 水月雨 Japan (@MOONDROP_JP) April 25, 2024
Xの投稿を見ると「5G対応フルバランスHiFiオーディオプレーヤー」と記されており、スマートフォンではなくオンライン接続できるハイレゾ対応オーディオプレーヤーとして販売する模様です。
技適マークを取得したら日本のチャンネルでも販売するとのこと。スマートフォンではないけど、セカンドデバイスとしてよくないこれ? これよくない?
Source: 水月雨 Japan