朝ドラ「あんぱん」初回視聴率は15・4% 前作「おむすび」最終回から2・9P増
女優・今田美桜が主演を務めるNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月~土曜・午前8時)。3月31日に放送された初回の世帯平均視聴率は15・4%だった。1日にビデオリサーチ社の調べで分かった。
前作「おむすび」最終回の世帯視聴率は12・5%。そこから2・9ポイントアップでスタートを切った。
3月31日の初回は子役でスタート。昭和初期、「ハチキンおのぶ」こと朝田のぶ(永瀬ゆずな)が父・結太郎(加瀬亮)を迎えに駅舎に駆け込むと、勢い余って少年にぶつかってしまう。少年の名は柳井嵩(木村優来)。彼は、父(二宮和也)を病気で亡くし、母・登美子(松嶋菜々子)と共に伯父・寛(竹野内豊)を頼って御免与町にやってきて…というストーリーだった。
「あんぱん」は第112作目の連続テレビ小説。「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかしさん(享年94)と妻・小松暢(のぶ)さん(享年75)の夫婦をモデルにフィクションとして描く。戦前・戦中・戦後と激動の時代に、2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現したアンパンマンにたどり着くまでを描く。脚本は中園ミホ氏、主題歌はRADWIMPSの「賜物」。昨年9月7日にクランクインした。
【2020年以降の朝ドラ初回視聴率】※期間平均の世帯視聴率。右は主演。
2025年前期「あんぱん」15・4%、今田美桜
2024年後期「おむすび」16・8%、橋本環奈
2024年前期「虎に翼」16・4%、伊藤沙莉
2023年後期「ブギウギ」16・5%、趣里
2023年前期「らんまん」16・1%、神木隆之介
2022年後期「舞いあがれ!」16・3%、福原遥
2022年前期「ちむどんどん」16・7%、黒島結菜
2021年後期「カムカムエヴリバディ」16・4%、上白石萌音・深津絵里・川栄李奈
2021年前期「おかえりモネ」19・2%、清原果耶
2020年後期「おちょやん」18・8%、杉咲花
2020年前期「エール」21・2%、窪田正孝
(いずれも数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)