M4が出たけど…M1 MacBook Airから買い替えるべき?ガチ勢の見解を聞いてみた
3月頭にAppleのCEOであるティム・クック氏が予告した通り、iPad AirとMacBook Airの新型が発表されました。両方ともにメインとなるのは搭載されているチップのアップグレードで、iPad AirにはM3チップ、MacBook AirにはM4チップが搭載されました。
iPad Air発表では冷静だったものの、いよいよMacBook Airが登場すると急にソワソワしてきて…。
というのも、私、M1チップ搭載のMacBook Air(13インチ)ユーザーなのです。
M1 MacBook Airの私は買い替えるべき?
M1 MacBook Airは2020年11月に登場絶対買いかえるぞ!とは思ってないけど、買い替えた方がいい気がなんとなくしています。
絶対買う!と思わないのは、今、手元にあるM1 MacBook Airが元気いっぱい、不具合なしだから。日常の仕事において、これで何も困っていません。
一方で、買い替えた方がいいかも…と思うのは、トランプ大統領の動きが怖いから(詳しくは後述)。
そんなわけで、ガジェットの購入においては強めに背中を押しがちなギズモード編集・ライターグループに相談してみました。
やはり買い替えを推奨してきた
ギズモード編集&ライターの概念Image: Shutterstockわたし「円安の影響もだけど、今後のアメリカの関税でモノの値段自体があがるなら、今買い換えておくべきかなーと迷っている。ちなみに、今使ってるのはM1のMacBook Air」
ライター小暮(以下、小暮)「M1からなら今乗り換えておくのがいいかも! メモリも16GBからになってるから、今後しばらくは買い替えしないでいいと思うし」
わたし「…そう言われると思った。問題はそこと物欲が一致しないのよね。M1で困ってないのよ」
ライター小暮「4年使うと思えば、年間4万1200円です。月額にすれば3,433円です」
わたし「…分割して考える戦術。しかし、その戦術はずっと欲しかったバッグで今年頭に使ってしまったのです」
ライター小暮「“困っていない”レベルのM1 Airを予備として手元に残しておけるなら、リスクヘッジにもなります!」
わたし「いや、そこは下取りにだす! 下取りが4万円くらいだったので」
ライター小暮「つまり、12万4800円で最新のM4 MacBook Air。4年使えば年額3万1200円。月額ならなんと2,600円。僕なら買っちゃうなぁ?」
わたし「小暮さんは分割戦術使わなくてもすぐ買っちゃうからな」
ライター小暮「確かに。今はM2使ってるけど、M4 Air使い勝手良さそうでちょっと心揺れてる…。でも、M4 ProのMac miniを買っちゃったから、M5 Airまで待つつもり…」
編集部かみやま「この感じだと、M5はモデルチェンジ入って関税分も乗ってめっちゃ高くなりません?(※) M4の性能いいしメモリ16GB標準化してるしで、今年買うのがコスパはいちばんいいのでは?」
わたし「トランプさんが大統領になってない世界線だったら、もうちょっと先送りしたんだけどな」
ライター小暮「たしかにコスパだけで考えると、今のM4 Airだね」
※M4がスペックアップのみだったので、次期MacBook Airはデザイン変更などもくるのでは?という憶測に基づいた発言です。
トランプ関税が怖い!
Image: Chip Somodevilla / Shutterstock.comトランプ大統領が就任前から明言してきた関税政策、これが思った以上のスピードで動いています。関税政策によって、今後、アメリカ国内の物価は上昇する可能性高し。現に、大手小売店のターゲットや、家電量販店のベスト・バイは、関税によって品物の値段は上がる、さらに思っているより早くあがりそうだと発言しています。
アメリカ国外から多くのパーツを輸入するガジェットは、当然、関税の影響を受け、ガジェットそのものの価格があがるでしょう。つまり、円安うんぬん以前に、ベースとなる本国アメリカでのMacBook Airの値段であがってしまうかもしれないのです。
M1からM4の発売価格
M1からだとデザインも最新になるのでお買い得感さらに↑↑かもギズモードグループでは、M4 MacBook Airはコスパ最強という結論になりましたが、実際にそのコスパをみてみましょう。
Apple自社チップのMシリーズに以降後のMacBook Air(13インチ)の発売価格です。
M1モデル(2020年11月発売):999ドル:10万4,800円 ←イマ使ってる
M2モデル(2022年6月発売):1199ドル:16万4,800円
M3モデル(2024年3月発売):1099ドル:16万4,800円
M4モデル(2025年3月発売):999ドル:16万4,800円 ←イマ検討中
円安の影響をもろに受けた2022年のM2モデルからスペックは上がっているものの、最新のM4までずっとお値段据え置き! なるほど、確かにお買い得感があります。
というか、ドルだと今使っているM1と最新のM4が同じ値段…?! これはまちがいなくコスパ最高端末ですね。
これは、関税前にAppleからの「イマカットケ」のメッセージなのかも…。関税突入前の大盤振る舞いなのかも…。
買うべき?
「欲しいけど迷ってる」ならば、コスパで答えがでます。問題は「今困ってない(から別にすぐ欲しいわけではない)けど、買っとくのが正解な気がする」から迷うんですよね。
ところで、実は、今使っているM1 Airは、その前の端末(MacBook Pro)が急にプツンっと死んだ(修理不可)ことで購入しました。Airの噂があったので、古い端末で数ヶ月しのいだのちに待ちに待っての購入でした。あのプツンっは2度と体験したくない。今後はそうなる前に定期的に買い替えようとあのとき思ったはず…。
あーもうどうしよう、何色にしようかなーっ!
Source: Apple