イギリス政府がロシアへの「ゲームコントローラー」輸出を禁止すると発表。ドローン操縦に転用されないようにするため
イギリスの外務・英連邦・開発省(FCDO)は4月24日、ロシアに対して150点超の品目の輸出を禁止する、追加制裁を発表した。この中には「ゲームコントローラー」の輸出禁止が含まれている。
ロシアが「特別軍事作戦」と称してウクライナへの侵攻を開始したのは2022年2月24日のことである。その後も戦闘は長期化し、2025年となった今でもウクライナ東部・南部を中心に続いている。戦闘ではロシア・ウクライナ両軍ともにドローンを使用しており、ドローンによる市街地攻撃やインフラ破壊による民間人の被害は深刻なものとなっている。FCDOの今回の制裁にゲームコントローラーが含まれているのは、こうしたドローンの操縦に転用されるのを防ぐためとのことである。
🔴 BANNED: export of video game controllers used to pilot Russian drones on the front line in Ukraine.
Today’s measures will also cut Russia's war machine off from innovative British tech, world-leading software, and close loopholes exploited by Putin's cronies. pic.twitter.com/An6L3RckV1