巨人が阪神・近本光司獲得に向け「調査開始」…「総額約30億円」&家族へのサポートで熱烈勧誘か(FRIDAYデジタル)|dメニューニュース

阪神ファンから絶大な人気を誇る

「とにかく打てる野手が欲しい」

阪神の近本光司外野手(30)が8月19日、国内フリーエージェント権(FA)の資格取得条件に達した。そんな虎のヒットメーカーを、阿部慎之助監督(46)率いる巨人が巨額を投じて獲得するプランが進行しているという。

19日に行われた京セラドーム大阪での中日戦前、取材に応じた近本は権利行使について「まだシーズン中なので考えることはない。時間があればどうするか考えていきたい」と話すにとどめた。

「社会人(大阪ガス)を経てのプロ入りで入団時から家庭があり、寮には入らず自宅から通勤していましたが、1年目から安定した成績を残している。一昨年のリーグ優勝、日本一はもちろん、今シーズンもマジックが点灯している中でチームへの貢献度は高い」(球団OB)

球団は近本のFA資格獲得を見越し、先手を打つべく昨シーズンオフの契約交渉の場で複数年を提示したが、近本はこれを受けずに推定年俸3億7000万円の単年契約でサインしている。

「一般的には、外野手は30歳を超えると守備が徐々に衰えてくる。阪神で稼ぐなら今がピークでしょうね。地元兵庫県出身で学生時代もずっと関西育ち。FA移籍は選択しないと思いますよ」(同前)

ところが、阪神の球団スタッフは「まったくもって安泰ではない」と冷や汗をかいているという。ライバルの巨人が本腰を入れて獲得に乗り出す可能性が日増しに高まっているからだ。

「巨人は現在もセ・リーグAクラスとはいえV逸は9割以上決まっている。仮にクライマックスシリーズから日本一になったとしてもリーグ2連覇は潰えるわけですからね。常勝軍団の巨人からすれば今オフの補強は必須。とくに野手のテコ入れは最優先になる」(セ・リーグスコアラー)

阿部監督は「打てる野手の獲得」を球団フロントに懇願しているようで……。

「今オフか来季オフにメジャー挑戦が濃厚な岡本和真(29)の流出に備え、打線を強化しておきたいのでしょう。まずは今秋のドラフト注目の創価大の右打ち、立石正広内野手をドラフト1位で獲得し、現在はサードを主戦場とする坂本勇人(36)の後釜に据えたい。

また、現状では外野で固定できているのはベテランの丸佳浩(36)で、トレイ・キャベッジ(28)もそこそこ出場しているとはいえ好不調の波が激しい。とりわけ打線の上位を打つ人材が不足する中で近本は補強ポイントに合致します」(巨人球団関係者)

シーズン中は表立った獲得調査はできないが、それでも水面下での調査は続く。

「もし近本が移籍を希望するとして、ネックになりそうなのは家族でしょう。ただ、巨人は子供の学費を負担したり、家族の転居をサポートした事例もある。予算は5年契約、総額30億円規模と見込まれています」(同前)

近本を獲得できればトップバッターを固定でき、さらにライバル球団の戦力を削ぐことも可能。かつて長嶋ジャイアンツが行っていたような一挙両得のFA戦略だ。

巨人は昨オフに阪神の主力・大山悠輔(30)を狙うも獲得に失敗したが……。

「大山に支払うはずだった契約金や年俸に加え、将来的に得ることになる岡本の移籍金などを考えれば、近本に数十億円を投入することは可能。あとは付帯条件でどう説得するかだけ。

昨年、大山がFA宣言をした際は、実家への襲撃を予告されるなど、一部の過激な阪神ファンからの凄絶なバッシングを受けた。近本が移籍するとなれば、同等かそれ以上の反発を招くことになるでしょう。誹謗中傷から球界のスターを守れるかというのも、巨人サイドの課題になりそうです」(同前)

はたして巨人の思惑通りに物事は進むのだろうか。

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