中田英寿氏が翼くんユニ着用で登場!「困難」「挑戦」など自身の経験を重ねて熱弁

10番の“翼くんユニ”を着て登壇した中田氏

 元サッカー日本代表の中田英寿氏が2日、都内で行われた「SOMPOグループ新ビジョン&『キャプテン翼』パートナーシップ締結」記者会見に出席し、SOMPOホールディングスの奥村幹夫グループCEO取締役代表執行役社長とキャプテン翼の作者である高橋陽一氏とトークセッションを行った。

 中田氏は入口付近でマネキンが着ていた南葛SCの背番号10、キャプテン翼の主人公・大空翼の「TSUBASA」ネームの入ったユニフォームを着て登壇。奥村社長が「現役復帰かと思ってびっくりしました」とおどければ、南葛SCのオーナーでもある高橋氏も「このあと入団交渉したいと思います」と笑わせた。

 また中田氏は「僕がサッカーを始めた当時はまだ野球が人気が高くて、W杯も違う世界の話だった。その中でキャプテン翼を読み始めて面白いなと思ったことがきっかけで、キャプテン翼がなければサッカーをやっていなかったと思う」とキャプテン翼への愛を熱弁。「漫画のプレーを実際にできると思ってやるけど、当然なかなかできない。その中で唯一できたのがオーバーヘッドキックだけだった」とイタリア・セリエAのペルージャに渡って決めたゴールに思い出を重ねた。  そして「困難に立ち向かうこと」というテーマを振られると、「困難や厳しいことがあるのは人生にとって当たり前。それはその先の夢があるから乗り越えていける。困難はゴールじゃない。いかに先を見据えてやっていけるか。困難が大変だと思う人はその先をみていない。困難、挑戦があることはいいこと。簡単という意味じゃなく、そこを乗り越えることが次に繋がっていく。どれだけ挑戦をするか。失敗とは言わない。練習。練習をして乗り越えていく。それを信じてやり続けることが大事なのかなと思います」と力説。  さらに「挑戦」というテーマでは、自身が早くから世界と触れていた経験を踏まえ、「中学校の頃から世界に行って試合をしてきたことが重要だった。人間の頭は環境に慣れる。世界大会に出ることでそこにいることが当たり前になっていく。結果、ワールドユース、五輪、W杯に出るのも当たり前になっていった。そういう世界大会でやった選手と比べながら自分もいけるんじゃないかなと経験の慣れが出てくる。そこの経験値がどんどん増えることが、最終的に日本代表も海外でやる選手が増えて、全体のレベルが上がってくることに繋がっている」と現在の日本サッカーについてのコメントも残した。  なお、会見では同社が南葛SCの男女チームへのスポンサーシップ契約を結んだことが発表になった。男子チームのユニフォームの背中下部分、女子チームは背中上部分にロゴが掲出される。契約年数について聞かれた広報部ブランド・コミュニケーショングループの田中翔特命部長は、「一旦は今のシーズンまでということですが、我々としては短期という風には考えていません」と長期契約に向けた含みを持たせていた。

(取材・文 児玉幸洋)

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