インフルエンザワクチン、認知症高リスク患者の認知症予防に有効か
大西淳子=医学ジャーナリスト
認知症リスクが上昇する疾患の患者では、インフルエンザワクチンの接種回数が多いほど認知症発症リスクが低下することが、複数の研究データを統合した分析(*1)で明らかになりました。
認知症リスクが高くなる疾患の患者では、インフルエンザワクチンの接種回数が多いほど認知症発症リスクが下がる可能性が示されました。一方で、一般の人々では有意差はありませんでした。写真は皮下注射のもの。(写真:show999/stock.adobe.com)
認知症リスクとインフルエンザワクチンの関係は?
インフルエンザワクチンの最も大きな効果は、インフルエンザの重症化予防にあることはよく知られていますが、それ以外にも、心血管疾患、脳血管疾患、肺炎のリスクを低減し、これらによる入院や死亡も減らせることが示唆されています。
すでに、認知症リスクとインフルエンザワクチン接種の関係を検討した研究は複数ありますが、一貫した結果を示せていませんでした。研究者らは今回、認知症リスクが高くなる特定の疾患の患者に限定した分析をすることにより、ワクチンの利益を示すことに成功しました。これまでに、慢性腎臓病(CKD)、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、慢性心不全(CHF)、血管疾患、頭部外傷、閉塞性睡眠時無呼吸症候群、歯周炎、うつ病など、多くの疾患が認知症の危険因子であることが示されています。
研究者らは、認知症リスクとワクチン接種の関係を、一般の人々(一般集団)を対象として分析し、さらに、高リスク集団を対象に評価する、系統的レビューとメタ分析を実施しました。
文献データベースに2025年4月6日までに登録されていた無作為化試験またはコホート研究のうち、インフルエンザワクチンの接種と認知症リスクの関係を調べていた研究を選出しました。条件を満たしたのは、8件のコホート研究(計993万8696人)でした。
そのうち4件は台湾で、2件は英国で、残りの2件は米国とデンマークで実施されていました。また、4件は一般集団を、他の4件はそれぞれ、CKD、COPD、CHF、歯周炎の患者を対象としていました。
*1 Age Ageing. 2025 Jul 1; 54(7): afaf169.
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- シニアこそ「たんぱく質」で筋肉づくり 健康長寿をかなえる摂取術
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シニア世代が特に意識したい栄養素が「たんぱく質」。近年、健康的に長生きするにはたんぱく質が重要だという認識が広がりつつあります。しかし、実際に何を、どのくらいとればいいのかについては、まだ十分に知られていません。一体、どのように摂取するとよいのでしょうか。過去の人気記事を基に、たんぱく質のとり方を見ていきましょう。
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老化を進めるさまざまな要因が明らかになっている中で、大きく注目されているのが「酸化」だ。酸化によって細胞が傷つき、細胞や組織の機能を低下させ、老化を進行させてしまう。できるだけ老化を遅らせ、健康に過ごすためには、活性酸素を除去する力「抗酸化能」を高めることが肝要だ。
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人生100年時代をすこやかに過ごすためには、若々しくしなやかな「血管」を長く保つことが不可欠です。血管の老化予防に役立つ最新の知見を紹介しましょう。
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日進月歩の医学の世界では、昨日までの“常識”があっという間に覆ることもまれではありません。本連載では、日々発表される最新の医学論文の中から、私たちの健康増進や疾病予防に役立つ情報をコンパクトにお届けします。
大西淳子(おおにしじゅんこ) 医学ジャーナリスト
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「健康Q&A」は、医師や研究者、アスリート、トレーナーなど、健康・医療のエキスパートの方々が月替わりで登場、あなたの疑問やお悩みに答える連載です。
鼻に痛み・不快感がある、嗅覚が落ちている、蓄膿症では…。鼻や嗅覚、いびきについての悩みや疑問を抱えている人は多いでしょう。
そんな「鼻や嗅覚、蓄膿症、いびき」などに関することでご質問・疑問がある人は、この機会に鼻や嗅覚のエキスパート、東京大学医学部附属病院の近藤健二先生に質問してみませんか。回答は「健康Q&A」コーナーで掲載いたします。匿名で質問できますので、ぜひお悩み・疑問をお寄せください!
<質問例>(似たような質問でもかまいません)
以下のページからご質問をお寄せください。回答記事は2025年11月下旬に掲載します。(日経Goodayマイドクター会員(有料)の記事として公開します)
➡ 鼻や嗅覚のエキスパート・近藤健二先生への質問・相談大募集! (質問募集期間:2025年9月16日~2025年10月20日、早めに募集を終了することがあります)
【骨密度や骨質、骨折や骨粗しょう症など骨の老化に関する質問】
年を重ねると大事になってくるのが骨。骨折から寝たきりになってしまうリスクもあることから、いつまでも健やかに自分らしく過ごすには、骨を保つことが大切です。筋肉をつけるなら筋トレ…、では、骨を強くするには何をしたらよいのでしょう。そもそも、強い骨とはどんな状態を指すのでしょうか。
そんな「骨の老化」に関することでご質問・疑問がある人は、この機会に骨のエキスパート、東京慈恵会医科大学整形外科主任教授の斎藤充先生に質問してみませんか。斎藤先生は、骨密度だけでなく「骨の質(骨質)」が重要であると提唱し、世界初となる骨質を評価する方法を作り上げ、骨粗しょう症や老化研究で国内16受賞、アジア人初となる海外2受賞されているほか、『100年骨』(サンマーク出版社)など著書も出されています。回答は「健康Q&A」コーナーで掲載いたします。匿名で質問できますので、ぜひお悩み・疑問をお寄せください!
<質問例>(似たような質問でもかまいません)
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老化を進めるさまざまな要因が明らかになっている中で、大きく注目されているのが「酸化」だ。酸化によって細胞が傷つき、細胞や組織の機能を低下させ、老化を進行させてしまう。できるだけ老化を遅らせ、健康に過ごすためには、活性酸素を除去する力「抗酸化能」を高めることが肝要だ。
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「健康Q&A」では、日経Goodayの連載や特集でおなじみの医師や研究者、アスリート、トレーナーなど、健康・医療のエキスパートの方々が月替わりで登場。あなたの疑問やお悩みに答えます。2025年9月の回答者は、「足の指や爪のトラブル」に詳しい埼玉県済生会川口総合病院(川口市)皮膚科主任部長の高山かおる先生です。
埼玉県済生会川口総合病院皮膚科主任部長の高山かおる先生Q&A
前編 ←今回
- Q 1 外反母趾の矯正バンドは効果がありますか 答え
- Q 2 外反母趾と痛風の痛みの区別はどのようにつけられますか 答え
- Q 3 指にできるタコを治す方法は? 答え
- Q 4 タコが痛くて裸足で床を歩けません 答え
- Q 5 母趾球の部分に小さなウオノメができます 答え
- Q 6 かかとにひび割れができるのはどうして? 答え
- Q 7 扁平足なので、足やふくらはぎに疲れが出ます 答え
編集部:埼玉県済生会川口総合病院の皮膚科主任部長で「足と爪のケア外来」を担当する高山かおる先生は、日本フットケア・足病医学会理事や足育(そくいく)研究会代表理事も務めるフットケアのスペシャリスト。日経Goodayでも「巻き爪、爪水虫、進行すると歩行困難も… 足の爪の異変に目を向けよう」などの記事にご登場いただいています。そんな高山先生に向けて読者からの質問を募集したところ、たくさんのお悩みが寄せられました。高山先生の回答を、前編・後編の2回に分けてお届けします。
高山氏(以下敬称略):よろしくお願いします。
編集部:では、さっそく最初の質問です。
(写真:PIXTA)
外反母趾は放っておかないほうがいい?
Q 1 外反母趾の矯正バンドは効きますか? 外反母趾は放っておくと悪化するのでしょうか? 今のところ日常生活に大きな支障は出ていないのですが、何か処置をしたほうがいいのでしょうか?(62歳女性)
編集部:最初の質問は、多くの女性が悩んでいる外反母趾についてです。先の細い靴を長く履き続けることなどで、親指の付け根がコブ状に変形して飛び出し、親指が小指側に曲がってしまうことですね。まず、「矯正バンドは効きますか」という質問です。
高山:外反母趾があると、どうしても足に負荷がかかる場所があるのですが、矯正バンドをすることによってその負荷が軽くなります。ですから、外反母趾がある人は、矯正バンドをしたほうがいいと思います。注意点としては、靴を履いて歩き回る昼間に着けること。寝ているときにやってもあまり意味はありません。
編集部:放っておくと、どんどん悪化するものですか?
高山:はい。放っておくと年々悪化すると思います。対処法としては、矯正バンドなどを着けたり、外反母趾用のインソール(中敷き)を敷いたりして歩くことです。それから、靴の選び方も大切です。
編集部:足を締めつけるような、きつい靴は避けたほうがいいのでしょうか。
高山:きつい靴も良くありませんが、単に緩ければいいというものでもありません。足の裏というのは平らではなく、アーチ状になっているのですが、「開張」といって横のアーチがつぶれてしまうことで外反母趾が起こります。ですから、アーチがつぶれないように締める、つまりアーチをサポートするような靴を選ばなくてはいけません。
足のアーチ。アーチがつぶれないような靴選び、サポート選びが重要になる。
完全にアーチがつぶれてしまうと、それに合わせて大きな靴を履くしかなくなりますが、そこまでひどくなければアーチを支えることで外反母趾の進行を抑えられます。靴を買うときには、「シューフィッター」など専門家に相談したほうがいいと思います。シューフィッターは、「足と靴と健康協議会(FHA)」が認定している資格です。全国の靴店や百貨店などに在籍しており、協議会のホームページから検索することができます シューフィッターの検索ページを開く 。
なお、シューフィッターには段階があり、一般的な資格保持者は靴合わせを中心に行いますが、「上級シューフィッター(バチェラーやマスターなど)」は、足のトラブルがある方にも対応できる知識と経験を持っているのが大きな特徴です。変形や痛みなどでお困りの場合は、上級資格を持つシューフィッターに相談することをお勧めします。
A 1 外反母趾は放っておくと悪化するので、矯正バンドやインソールを使ったほうがいいです。靴は単に緩いものではダメで、足のアーチをサポートしてくれるものを選ぶことが大切です。できればシューフィッターなど専門家に相談しましょう。
編集部:分かりました。続いても外反母趾の方からの質問です。
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今、医療や健康関連で注目すべきトピックスは? 気になる病気の新しい治療薬や治療法、その特徴は? 日経グッデイと日経ヘルスのコラボによるこの連載では、医療・健康に関する最新情報について、分かりやすく解説します。
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コーヒーを飲むと健康につながるということは、多数の研究結果で報告されています。適量を飲み続けて生活習慣病を予防することもできるかもしれません。研究で明らかになったコーヒーの健康効果と、上手な淹れ方を紹介します。
>前編 コーヒーを飲んで老化知らず? 睡眠を妨げずに健康的に飲むには
適量を飲み続けて生活習慣病を予防
コーヒーの健康効果については、研究論文がいくつも存在する。大東文化大学教授の福島洋一氏は「コーヒー研究の論文は増えている。同じテーマの研究が複数、例えば10本以上集まり、メタ解析されると、結果の信頼性は高まる」と説明する。
これまで発表されたコーヒーの健康効果に関する主な研究は以下の通り。総死亡リスクや各種疾患と、コーヒー飲用との関連を調べた論文をメタ解析した研究について、収載論文数が多い順に並べた。
コーヒーを飲むことによってリスクが低下すると報告されている主な疾患について、福島氏に挙げてもらった。(元表:福島氏提供)
生活習慣病や認知症のリスク低減とコーヒー摂取の関連は、多くの研究で確かめられている。
「2型糖尿病リスクはコーヒー摂取量が多いほど低下するが、総死亡リスクは1日3杯以上では横ばいとなり、脳卒中は飲みすぎるとリスクが戻るようだ」と福島氏。「1日に3~5杯がよい」と前編でも福島氏は述べていたが、これは、さまざまな疾患リスクを総合的に考慮した結果だ。
総死亡リスクに関する研究は多く、朝に飲むほうがリスク低下が大きいという米国の報告もある。さらにインスタントやデカフェでもほぼ同じ効果が得られるという研究もあり、福島氏は「カフェインではなく、コーヒーに含まれるポリフェノールがプラスに作用している可能性が高い」と話す。
骨や筋肉への効果、自殺リスクも低下
運動前のコーヒーが集中力を高める、疲労感を軽減するなどの効果が知られているが、福岡氏が最近注目しているのは、骨や筋肉の研究だという。
「まだ論文数は少ないが、コーヒーの摂取で骨格筋量を増やす、骨折リスクを下げる可能性を示唆したデータがある。日本の高齢女性では、フレイルリスクが低下するという横断研究も興味深い」と福島氏は語る。このほか、「コーヒー摂取と自殺リスクの低下の関連も、メタ解析で確認されている」という。コーヒー研究の広がりから、今後も目が離せない。
コーヒー研究の広がり
- 筋肉とコーヒー コーヒーは骨格筋を維持、フレイルリスクを減らす可能性
- 骨とコーヒー コーヒーで骨折リスク減、骨密度上昇の可能性
- 認知症とコーヒー コーヒーやお茶を飲むことで、認知症リスクが低下
- 座りすぎとコーヒー 座位時間が長い人もコーヒーで死亡リスクが減る
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今、医療や健康関連で注目すべきトピックスは? 気になる病気の新しい治療薬や治療法、その特徴は? 日経グッデイと日経ヘルスのコラボによるこの連載では、医療・健康に関する最新情報について、分かりやすく解説します。
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十分眠っているつもりでも、実は約半数が寝不足だということをご存じでしょうか。寝具や寝間着などをあれこれ買い換えてもいつも寝不足。それは「自分に合った睡眠」がとれていないからかもしれません。最新研究から分かってきた睡眠の新常識について、睡眠研究の第一人者として著名な筑波大学の柳沢正史氏に聞きました。
睡眠は誤解だらけ、脳の休息ではない?
「睡眠の基礎科学において、すべての動物がなぜ眠る必要があるのかはいまだ解明されていないものの、睡眠に関する誤解は多い」と話すのは、睡眠研究の第一人者として著名な筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構(IIIS)機構長の柳沢正史氏だ。例えば、睡眠は脳や体を休ませるものだと考えられがちだが、柳沢氏によると「眠っている間も、脳はメンテナンス作業をしているのです」という。
さらに、「睡眠が90分サイクルなので睡眠時間は90の倍数でとるといい」という話はウソ。「夜22時から翌2時までがゴールデンタイム」というのも証拠がないという。柳沢氏は「すべての睡眠時間が大事で、自分に必要な睡眠時間をしっかりとることが重要です」と話す。
筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構(IIIS)機構長の柳沢正史氏。
なぜ睡眠は必要なのか
何のために睡眠をとるのかはまだ明らかにはなっていないが、睡眠不足では脳の働きが低下し、記憶力の低下や精神的不安定につながる。また、免疫機能の低下やさまざまな代謝機能などにも関わることが分かっている。
(イメージ写真:PIXTA)
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コーヒーを飲むことは、長生きやがん・生活習慣病リスクの低下、シミの少ない肌、骨や筋肉の健康につながる──そんな研究結果が多数報告されています。健康な老後を目指す人のためのコーヒーの賢い飲み方を紹介します。
(写真:PIXTA)
コーヒーを飲んで健康的な老後を過ごす
コーヒーの健康効果に関する研究が世界的に増えている。寿命の延長、各種疾患のリスクの軽減、肌や体の老化予防……日常的なコーヒー摂取がもたらす恩恵は大きい。
「今年6月、米国の女性を対象とした研究で、コーヒーを飲むと健康的な老後を過ごせる可能性が高いと発表された」と話すのは、大東文化大学教授の福島洋一氏。この研究は、健康的老化(11の慢性疾患や認知障害・身体機能制限などがなく、70歳以上まで生きている)と、カフェイン摂取との関連を調べたもの。カフェイン入りコーヒーとの関連が高く、逆にコーラは健康的老化の可能性低下と関連していたという。
また、これまでにシミなど美容面によいことや、健康な人の死亡リスクや生活習慣病のリスクを低下させることは知られていたが、「最近は2型糖尿病患者の死亡リスク低下や大腸がん・乳がん患者の再発リスク低下なども分かってきた」(福島氏)。病気の予後にもコーヒーの力は発揮されているようだ。
コーヒーと健康効果のメカニズム
日常的なコーヒーの摂取は総死亡リスクのほか、2型糖尿病や心血管疾患、肝臓がんなどのリスクを低下させると分かっている。こうした身体的健康だけでなく、自殺リスクの低下や高齢者の社会参加の増加など精神的・社会的健康にも関与しているというデータもある。
- 香り コーヒーの香りには、ストレスを軽減してリラックスさせる効果や集中力を高める効果がある。
- ポリフェノール 植物が強い紫外線や活性酸素から身を守るために生成する抗酸化物質。コーヒー1杯(150mL)含有するコーヒーポリフェノールは約300mg。これは、赤ワインと同程度、緑茶の約2倍のポリフェノールに相当する。活性酸素消去、肝臓の保護、インスリンの効きをよくする、血管内皮機能を改善するなどの働きがある。
- カフェイン 覚醒作用があり、コーヒーを飲んで約30分後には吸収されて脳に達し、交感神経を刺激。認知機能や運動能力を高める方向に作用する。また、脳の神経細胞を保護する役割があると見られており、パーキンソン病のリスク低下に関与している。
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- シニアこそ「たんぱく質」で筋肉づくり 健康長寿をかなえる摂取術
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シニア世代が特に意識したい栄養素が「たんぱく質」。近年、健康的に長生きするにはたんぱく質が重要だという認識が広がりつつあります。しかし、実際に何を、どのくらいとればいいのかについては、まだ十分に知られていません。一体、どのように摂取するとよいのでしょうか。過去の人気記事を基に、たんぱく質のとり方を見ていきましょう。
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- 体のサビ防ぎ、老化を遠ざける! 「抗酸化生活」の極意
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老化を進めるさまざまな要因が明らかになっている中で、大きく注目されているのが「酸化」だ。酸化によって細胞が傷つき、細胞や組織の機能を低下させ、老化を進行させてしまう。できるだけ老化を遅らせ、健康に過ごすためには、活性酸素を除去する力「抗酸化能」を高めることが肝要だ。
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- 血管の若さが寿命を決める 100年元気に過ごす血管若返り術
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人生100年時代をすこやかに過ごすためには、若々しくしなやかな「血管」を長く保つことが不可欠です。血管の老化予防に役立つ最新の知見を紹介しましょう。
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健康・医療のエキスパートが月替わりで登場して、読者の皆さんの質問に回答する人気連載「健康Q&A」。2025年12月の回答者は、骨粗しょう症など骨の老化に詳しい、東京慈恵会医科大学整形外科主任教授である斎藤充先生です。このテーマに関して日ごろから疑問に思っていること、聞いてみたいことがある方は、ぜひご質問をお寄せください!
斎藤先生は骨粗しょう症がご専門で、骨密度だけでなく「骨の質(骨質)」が重要であると提唱し、世界初となる骨質を評価する方法を作り上げ、骨粗しょう症や老化研究で国内16受賞、アジア人初となる海外2受賞されているほか、『100年骨』(サンマーク出版社)など著書も出されているスペシャリストです。
骨密度や骨質のお悩みや骨折や骨粗しょう症などに関する疑問のある方は、ぜひこの貴重な機会に質問をお寄せください! 回答記事は2025年12月に掲載いたします。
斎藤先生への質問はこちらからどうぞ↓↓↓
※質問募集期間:2025年9月25日~10月29日 都合により受付終了が早まることもございます。あらかじめご了承ください。
【質問例】(以下と似た質問でも構いません)
斎藤充(さいとう みつる)氏 東京慈恵会医科大学整形外科主任教授
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- 「あなたの症状に合う薬は〇〇です」など、医師の診断行為に該当するような個別・具体的な回答はできません。また、寄せられた質問のすべてに回答する企画ではございませんのであらかじめご了承ください。
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日ごろから日経Goodayをご愛読いただき、ありがとうございます。
皆さんは、日ごろ受けている健康診断や人間ドックの結果をどのように管理していますか。紙の状態で提供された健診結果を保管している人が多いかもしれません。
そこで、日経Goodayの提携サービスのアプリ「ヘルス×ライフ」を使って、健診結果をデジタルデータとして管理する方法を紹介します。
紙の健診結果のデータを無償で取り込める
ヘルス×ライフには、健康診断のデータを一元管理できる機能があります。健診結果の検査値は自分で登録することもできますが、健診結果を写真に撮って送れば自動入力してくれるサービスがあるので、活用するといいでしょう。もちろん無料で利用できます。
健診結果を入力しておくと、すぐにアプリで確認することができます。また、生活習慣病のリスクがどの程度あるのかをグラフで表示する機能があるので、自分の健康管理に役立てることができます。
【1】健診結果を撮影する
【2】「入力依頼」を選択して、健診結果の画像をメールで送信する
あなたの健康をサポートする総合健康アプリ「ヘルス×ライフ」
健康管理ができるアプリ「ヘルス×ライフ」は、iPhoneとアンドロイドの両方のスマートフォンで利用可能です。
その日の歩数を表示するほか、日々の体重、血圧、体温などのデータを入力していくと、グラフにして変化を「見える化」できます。日々の変化をチェックすることは、ダイエットはもちろん、高血圧、脂肪肝などの生活習慣病対策としても重要です。アプリから、日経Goodayの最新記事を読むこともできます(マイドクター会員限定の記事は会員登録とログイン手続きが必要)。
◇ ◇ ◇
健康管理の基本は「自分の健康状態を正しく把握する」こと、そして「日々の管理を継続する」こと。病気の予兆を早めに知ることにつながります。そのパートナーとして「ヘルス×ライフ」をご活用ください。
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ビジネスでも、プライベートでも、「酒」が同席する機会は少なくない。ましてや日本の文化に「酒」はなくてはならないもの。祝い酒、嬉し酒、やけ酒、涙酒…。「アルコールはガソリン!」という“超・左党”たちから、「アルコールとは時々仲良し」という“準・左党”たちまで、皆に役立つ酒と健康の最新科学を贈る! (タイトル題字:葉石かおり)
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日経Goodayでは日々、新しい健康・医療情報をお届けしています。その中で、読者のみなさまが今、最も気になっているテーマ、例えば、「大腸がん」「脂肪肝」「痛風・尿酸値」「男性ホルモン」などに関する多数の記事の“エッセンス”をすばやく知りたい――。そんなニーズにお答えする新サービスを開始します。
それが「テーマ別特集」です。毎月、読者のみなさまの関心が高かったテーマをチョイスし、特に好評だった記事のポイントを編集部でピックアップしてお届けします。そのテーマ、ジャンルについて知っておくべきことが、この記事を読むだけですべて把握できます。さらに、そのテーマに関する記事一覧もご用意しました。ご活用ください。
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シニア世代が特に意識したい栄養素が「たんぱく質」。近年、健康的に長生きするにはたんぱく質が重要だという認識が広がりつつある。しかし、実際に何を、どのくらいとればいいのかについては、まだ十分に知られていない。一体、どのように摂取するとよいのだろうか。過去の人気記事を基に、たんぱく質のとり方を見ていこう。
テーマ別特集「たんぱく質」この記事の主な内容 シニアになると、若いころより筋肉がつきにくい! 60代は若い頃に比べて筋肉が約30%も減る たんぱく質は認知機能や寿命にも影響 筋肉を増やすために必要なたんぱく質の量は? 中高年以降は朝のたんぱく質摂取が大事 昼食はたんぱく質摂取量がばらつきやすい シニアが優先的に選びたい食材は? たくさん食べられない人はプロテインで補完、注意点は 慢性腎臓病の人は、たんぱく質のとり過ぎに注意シニアになると、若いころより筋肉がつきにくい!
いくつになっても十分な筋肉量を保ち続けることができれば、丈夫な足腰を維持し、そして、さまざまな病気を予防することが期待できる。筋肉づくりのためには、筋トレなどの運動をすることはもちろん、食事にも気を使うことが大切だ。筋肉を増やすために重要な栄養素が「たんぱく質」。たんぱく質は筋肉の材料であり、筋合成のスイッチを押す役割もある。
特にたんぱく質をとる上で気を付けたいのがシニア世代だ。この世代で筋肉量やたんぱく質摂取量が少ない人は、より積極的にとっていきたい。というのも、高齢になると若いころより筋肉がつきにくくなるからだ。筋肉がつかないわけではないが、シニアは若い人と同じ量のたんぱく質を摂取しても、同じだけの筋肉を合成することができない。筋肉不足になると、フレイル(虚弱)が進行してしまう。そうした事態はなんとしても避けたい。
60代は若い頃に比べて筋肉が約30%も減る
そもそも、シニアになると若いときと同じようには筋肉がつくれなくなるのはなぜなのか。
ポイントは、必須アミノ酸の一つである「ロイシン」にある。ロイシンは、必須アミノ酸の中でも特に強く筋合成のスイッチを押してくれる。しかし、高齢者はロイシンに対する抵抗性を持っているため、若い人と同じ量のたんぱく質を摂取しても筋合成を高めにくい。立命館大学スポーツ健康科学部教授の藤田聡氏は「高齢者はより多くのたんぱく質を摂取しないと食後の筋合成を最大化できないことになります」と話す。
筋肉量は、年齢を重ねるとともに低下していく。筋肉量は20~30代ごろをピークに、10年ごとに約8~10%ずつ減少し、40代ではピーク時と比べて約10%、50代では約20%、60代では約30%も減ってしまう。
「筋肉量が低下すると、歩行や階段の上り下りといった日常生活の動作に困難をきたしやすくなります。それにより活動範囲が狭くなり、1日の運動量が少なくなる。すると、さらに筋肉量が少なくなる…といった悪循環が生まれます」と藤田氏は話す。
さらに転倒や寝たきりのリスクも出てくる。「歩行速度が遅くなることによって転倒のリスクが高くなります。筋肉はクッション材の役割もしているので、筋肉量が低下すると骨折する可能性も高くなり、骨折すると寝たきりのリスクも高まるのが怖いところです」(藤田氏)
図1 筋肉量低下の悪循環
加齢による筋肉量の減少は避けられないものではあるが、減少の程度はなるべく最小限にとどめたいもの。筋肉量が減少していき、かつ筋肉がつきにくいシニアは、より意識的にたんぱく質摂取や筋トレをしたい。
本記事では、筋肉をつけるためのたんぱく質のとり方のコツを、過去の人気記事を基に紹介しよう。
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「運動と時間の関係」についての問題
【問題】加齢により徐々に衰えていく心肺機能。心肺機能を維持・向上させるためには運動が欠かせません。しかし、運動時間がなかなか取れないという人も多いでしょう。では、運動と時間の関係について、以下のうち正しい説明はどれでしょう。
- (1)効果を出すには20分以上体を動かす必要がある
- (2)小刻みにやってもよいので、量を増やせばOK
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「朝食」についての問題
【問題】「朝食抜き」が常態化すると、午前中のパフォーマンスが落ちるだけでは済まず、肥満のほか、糖尿病や高血圧といった生活習慣病、心臓や血管の病気、うつなどの病気のリスクが上がります。健康的な朝食のとり方について「間違った説明」はどれでしょう。
- (1)起床したら1時間以内に、せめて2時間以内にとるようにする
- (2)朝食は糖質をしっかりとるようにする
- (3)白米と玄米であれば、白米を食べるようにするとよい
- (4)朝のコーヒーは体内時計のリセット効果が期待できてよい
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白内障手術は日本で年間180万件以上も行われる、最も多い手術だ。治療が進化した今、手術により近視・遠視・乱視・老視も治り、メガネなしで快適な生活を送る人もいる。しかし、そうしたことを知らない人はまだ多い。知識不足や医師とのコミュニケーション不足から、手術で期待通りの効果を得られない人もいる。また、意外な原因が白内障を進めることが分かっており、日常生活で注意するべきこともあるという。「白内障手術なんてまだ関係ない」と思っても、人は高齢になれば必ず白内障になる。一生に一度の手術だからこそ、後悔しないための基礎知識を備えておこう。
「老眼」の始まりは、白内障の始まり
高齢になるにつれて患者が増える「白内障」。50代になると約半数、80代では100%近い人が発症するほど一般的な病気だ。
白内障といえば、「視界に白いモヤがかかって見える」というイメージを抱く人が多いだろう。だが実際は、近くが見えづらいといった「老眼(老視)」のような症状から始まることも多い。老眼は、目のピント調節を担う「水晶体」が弾力性を失って硬くなり、近くの焦点が合わなくなる状態。40代から自覚する人が増え始め、徐々に手元の小さな文字が読みづらくなる。やがて硬くなった水晶体は白く濁り、常に汚れたメガネをかけているように視界がぼやけてくる。こうして起こるのが白内障だ。
白内障が進むと水晶体が濁り、光が通りにくくなって視界が悪くなる。(原図:PIXTA)
見え方のシミュレーション画像を見てみよう(下の写真)。老眼になると近くのピントが合わなくなり(写真上)、腕を伸ばして新聞やスマートフォンなどを遠ざけて見るようになる。そこに白内障が加わると、全体的に見えづらさが増し、生活の質が低下していく(写真下)。
老眼と白内障による見え方の違い
老眼が進むと近くのピントが合わず、ぼやけてくる。そこに白内障も加わると視界が白くかすみ、近くだけでなく遠くも見えづらくなってしまう。図中の「cm」は目からの距離、その右側の数字は「その距離でどのくらいの視力が出るか」を示す。(写真は佐々木洋氏より提供)
これまで5万件以上の白内障手術を行ってきた金沢医科大学眼科学講座主任教授の佐々木洋氏は、「多くの人は、このように老眼を経て白内障を発症します。老眼は白内障の初期症状なので、老眼が始まった時点で初期の白内障も始まっていると考えてください」と指摘する。
白内障手術で目の若返りが可能 だが中には後悔する人も
現在のところ、白内障を根治する唯一の手段は手術だ。手術では白濁した水晶体を取り出し、人工の「眼内レンズ」に交換する。「高齢の人であっても、最新の眼内レンズを選べば見え方が40代の見え方に若返ることも可能です。『こんなに見えるようになるなら、もっと早く手術を受ければよかった』とほとんどの人が喜ばれます」(佐々木氏)
だが、中には手術後に後悔する人もいる。「メガネいらずになると思ったが、手術後もメガネを使っている」「医師が勧めるレンズにしたが、もっと合うものがあったのではないか」などとモヤっとした気持ちを抱える人も少なくない。
現時点では、白内障手術は原則一生に一度きりとされている。手術後はレンズが目の中で癒着し、時間が経つとレンズの入れ替えが困難になるからだ。白内障が進めば、多くの人は手術を受ける日が来る。そのときに向けて基礎知識を備え、悔いのない手術にしたい。
本特集では、佐々木氏への取材を基に白内障手術に関する最新情報を解説する。どんな症状が出たら受診するべきか? 白内障の進行を予防することはできないのか? どんな種類の眼内レンズがあって費用はどのくらいなのか? 白内障手術のエキスパートに具体的なアドバイスを聞いていこう。
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安田聖栄 (やすだ せいえい)氏 医療法人社団あんしん会 四谷メディカルキューブ 理事長、東海大学医学部 客員教授、医学博士
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