オレンジ郡の公園で発見されたコウモリから狂犬病陽性反応 保健局が注意呼びかけ(4/25)
【オレンジ郡23日】オレンジ郡ランチョ・サンタ・マルガリータ湖の遊歩道付近で発見されたコウモリから狂犬病(rabies)の陽性反応が出たことを受け、同郡保健局は住民に対し、コウモリなどの野生動物に触れないように警告を発した。
オレンジ郡保健衛生局によると、このコウモリは4月17日(木)午後2時30分頃、ランチョ・サンタ・マルガリータ湖の遊歩道付近の地面に落ちているのを発見された。声明で、「狂犬病ウイルスは動物の唾液中に存在し、狂犬病の動物に噛まれることで人に感染する。非常にまれではあるが、狂犬病に罹患した動物の唾液によって目や口、傷口が汚染されて狂犬病に感染する場合がある」と注意を呼びかけた。
また、コウモリは歯が小さいため噛まれても気づかないことがある、とも警告。感染者が狂犬病の徴候や症状を示し始めた時には手遅れな場合があり、致命的な病気だと説明した。
保健当局による狂犬病感染を予防するアドバイスは下記の通り。
・野生動物との接触を避ける
・対象となるすべてのペットに狂犬病ワクチンを接種する
・網戸や窓のないところで寝ない
・コウモリが家の中に入った場合はその場所を閉め切り、動物管理局に連絡する
・ペットの餌を外に放置しない
・動物による咬傷はすべて石鹸と水で洗い、傷口をよく洗い流す
・動物に噛まれた場合はオレンジ郡アニマルケアに報告する
コウモリと接触した人、またはペットが接触した可能性のある場合は、直ちにオレンジ郡ヘルスケアエージェンシー感染症管理課((714) 834-8180)および/またはかかりつけの獣医師に連絡するようアドバイスした。