あまりのコスパのよさに追加購入。サブモニターに最適です。

Photo: SUMA-KIYO

数年前まで、パソコンのモニターは1枚で十分だと思っていた筆者。

ところが、何気なくAmazonのセールで安価なモニターを購入し、デュアルモニター環境にしてみたところ、作業効率が爆上がり。

しかも、そのモニターは価格に見合わないほど高品質だったのです。そんなわけで、全く同じモデルをもう1台追加購入しちゃいました。

コスパがよすぎて追加したくなるモニター

左が今回仲間入りした新顔、右はすでに活躍中のモニター

こちらが、その「MSI PRO MP2412(Amazon限定モデル)」。

23.8インチのフルHD(1,920 × 1,080)で、価格はなんと1万1800円(3/24現在)という超お買い得モデルです。

メインのモニターは4Kのものを使用しているので、正直、安価なフルHDの画質にはあまり期待しておらず、サブモニター用なので多少画質が悪くても仕方ないと思っていました。

ところが、実際に使ってみると発色が鮮やかで、文字の輪郭もくっきり。低価格とは思えないほどのクリアな映像で、いい意味で期待を裏切られました。

当初は、メインモニターの左右に1台ずつ配置しようと考えていたのですが、写真を見比べる際にモニター同士が近いほうが見やすいことに気づき、左側に縦に配置することに。

全く同じモニターを使うことで色味が統一され、画像編集や写真比較の作業がより効率よく行なえるようになりました。

うちのMac miniはモニター出力が最大3台までなので、これ以上は増やせませんが、もし余裕があるなら間違いなくもう一台購入していたと思います。このモニターが、わずか1万円ちょっとで手に入るなんて、本当に信じられないコストパフォーマンスです。

フルHDなら24インチ以下が◎

左(サブディスプレイ):MSI「 PRO MP2412(Amazon限定モデル)」 23.8インチ フルHD / 右(メインディスプレイ):DELL「U2720QM 27インチ 4K」

23.8インチというサイズもオススメのポイント。

メインモニターに27インチを使用していますが、サイドモニターはこのように少し斜めに配置するため、メインモニターよりも目との距離が近くなります。そのため、ひとまわり小さい23.8インチくらいが、視線の移動が大きくなり過ぎず見やすいと感じています。

また、以前メインで使っていた27インチのフルHDモニターは、画面サイズに対して画素密度が低く、文字などの細かい表示が粗く見えてしまうのが気になっていました。

その点、23.8インチのフルHDなら4Kほどの精細さはないものの、文字もくっきり表示され、画質の粗さもほとんど気になりません。サブモニターで表示することが多い写真や動画の視聴においても、4Kモニターと遜色ないほど快適に楽しめています。

スピーカーは非搭載

左:電源ケーブル / 中:ディスプレイポート / 右:HDMIポート

この価格帯としては、ほぼ満点に近い評価ですが、あえて残念な点を挙げるとすれば、スピーカーが内蔵されていないことと、USB-Cの入力に対応していないことです。

とはいえ、サブモニターとして使う場合にはスピーカーは必要ありませんし、USB-Cでの入力も変換ケーブルを使えば問題なく対応できるので、大きなデメリットではないと感じています。

モニターアーム対応

左:付属のスタンド / 右:モニターアーム

もうお気づきだと思いますが、この「MSI PRO MP2412(Amazon限定モデル)」には、モニターアームを取り付けることが可能。

この価格帯でモニターアーム対応というのは意外と珍しく、うれしいポイントのひとつです。VESA75という規格に適合するモニターアームであれば、ドライバー1本で簡単に取り付けできます。

ちなみに、付属しているモニタースタンドは、高さや角度の調節ができないので、モニターアームを使用しない場合はあらかじめ設置場所の環境をチェックしておくことをオススメします。

MSIは台湾のメーカーですが、日本国内のサポートも充実しているそうで、購入から3年間の製品保証付き。

モニターの買い替えやマルチモニター環境の構築を考えている方は、MSIの「PRO MP2412(Amazon限定モデル)」を、ぜひ候補のひとつに加えてみてください。きっと価格以上の満足感が得られるはずです。

Source: Amazon

関連記事: