チェルシー指揮官「こんなのジョークだ。フットボールじゃない」 クラブW杯で6試合目の中断…アメリカは不適切?

【欧州・海外サッカー ニュース】チェルシー指揮官がFIFAクラブワールドカップ(W杯)のアメリカ開催を批判した。

FIFAクラブワールドカップ(W杯)でベスト8入りのチェルシーだが、エンツォ・マレスカ監督は悪天候続が続くアメリカでの開催に首をかしげた。アメリカ『ESPN』が報じる。

いよいよ決勝トーナメントの戦いがスタートしたクラブW杯。チェルシーは現地時間28日の1回戦でベンフィカと対戦し、延長戦の末に4-1で白星を掴み、準々決勝へと駒を進めた。

だが、この試合は雷雨接近の影響で86分に中断を余儀なくされ、約1時間53分ほどストップ。挙句の果てには再開後にベンフィカが追いついて延長戦にもつれ、決着まで約5時間を要した。

今大会では実に6試合目の中断に。チェルシーからすれば胸を撫で下ろす結果となったが、指揮官はここまで暑さや湿度、そして天候が問題視されるアメリカでの開催に苦言した。

「私見として、こんなのフットボールじゃない。すでに7、8、9試合も中断している。正直なところ、こんなのジョークだ。フットボールじゃないよ。我々には無理だ。あんなには室内にいられない」

「まったくもって新たなことであり、理解に苦しむ。安全上の理由から試合を中断するのは理解できるが、7、8試合も中断しているなら、おそらくこの大会を開催する場所として適切ではないだろう」

また、「誤解しないでくれ。この大会自体は素晴らしいもの。最高だ。我々はベスト8に勝ち進んで嬉しい。だが、6、7試合も中断が起きるのは普通じゃない。ここにきて2週間になるが、もう6、7試合が中断している。個人的には問題だと思う」と述べている。

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