【ニュースto】『学級写真』廃止めぐり保護者が会見 学校側の矛盾した対応に不満『4月はダメだけど、運動会はOK』はナゼ?(後編)

 名古屋市内の小学校が学級写真を廃止し、一部の保護者が反発している問題。10月19日に、学校側が代替案を示すも、プライバシー保護を巡るちぐはぐな対応に、保護者らは「納得できない」として会見を開きました。

 名古屋市内の、ある小学校が毎年、新年度の初めに各クラスで撮影していた学級写真を突然、取りやめることになりました。

 学校が行ったアンケートでは、回答があった保護者の7割が、継続を望んでいたということです。保護者からは「参観日に行った時に『ありがとう』と声をかける情報の一つ」といった声があがっていて、保護者らは市の教育委員会に学級写真の復活を求め、約220世帯の署名を提出していました。

 そんな中、10月19日、この小学校が保護者説明会を開催し、改めて学級写真を廃止する方針を示した一方、『運動会などで希望する児童だけでの集合写真をクラスごとに撮る』と代替案を説明したといいます。

 説明会を受け、廃止に反対する保護者側が、21日に会見を開き、学級写真の必要性を訴えました。(保護者)「年度初めの学級写真には、新しいクラスの友達はどういう子がいるのか、家庭や学校での生活を話すきっかけになるというところで、価値が非常に高いかなと思います」

「新学期を迎えたときに、保護者との(間で)学級写真が大事なツールであるということが、あまり学校側は理解されていないのかな、というのはすごく感じました」

 運動会などで、クラスごとに集合写真を撮影する、という代替案については…。(保護者)「『プライバシーと肖像権は(運動会などの)集合写真のほうではないんですか?』という保護者の方からの質問が出ましたけど、学校側は『それはあります』と。『それっておかしくないですか?』という質問に対しても、答えがなかったので、結局のところは同じように4月初めの学級写真が撮れるというところに行き着くので、全体的にすっきりした説明会ではなかったと思います」「子どもも4月の写真がダメで、秋の集合写真はいいという違いが、子どもながらによくわからないという質問を、後から聞きました」 

 保護者側は、市の教育委員会に、学校に再検討を促す指導を行うよう、要望書を出す方針だとしています。これに対し、学校側は今後、保護者に理解を求めていくとしています。

(政治ジャーナリスト・今野忍氏)「すごく、ちぐはぐじゃないですか。“全部やる”か“全部やらない”かしか、答えがないですよね。もっと言えば、盗撮したのは先生だから、保護者や子どもたちは悪くないわけですよ。だから、誰が写真のデータを管理するかの問題で、別に写真を撮るのがダメっていうのは、先生たちの事なかれ主義でしかない。どうやって管理するかを決めたほうがいい」

(読売テレビ「ニュースto」2026年10月21日放送)

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