【七夕賞】(福島)コスモフリーゲンがペースを読んだ見事な逃げで粘り切り重賞初制覇|競馬実況web|競馬|ラジオNIKKEI

福島11Rの第61回七夕賞(3歳以上GIII・芝2000m)は2番人気コスモフリーゲン(柴田大知騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分0秒5(良)。アタマ差の2着に1番人気ドゥラドーレス、さらに3馬身半差の3着に11番人気オニャンコポンが入った。

コスモフリーゲンは美浦・畠山吉宏厩舎の5歳牡馬で、父スクリーンヒーロー、母フライングメリッサ(母の父ダンスインザダーク)。通算成績は9戦5勝。

レース後のコメント 1着 コスモフリーゲン(柴田大知騎手)

「(ゴール前は)声が出ましたね、『がんばれ!』と。ここまで付きっ切りでやらせてもらって、もうこれ以上はないだろう、という仕上げで来られたので、負けたら仕方ないと思ったのですが、馬に感謝ですね。しっかり走ってくれました。(道中は)テンから行きたがってしまって、なだめるのが大変でしたけど、よくしのいでくれました。(コースから帰ってくると、内田博幸騎手からの祝福を受けていたが)いつも応援してくれているので、良かったですね。(重賞制覇は)久しぶりですね。乗るのも大変なときですけど、こういう風に勝たせていただいて、皆さんに感謝ですね。(コスモフリーゲンに)これだけ乗せていただいて、勝てたのは本当にうれしいですね。まだまだこれで終わる馬ではないので、この後、力をつけてくれると思います。応援してください」

1着 コスモフリーゲン(畠山吉宏調教師) 「頑張り過ぎるところがあるので、前半からリラックスしてほしいというのが課題です。それでも、ジョッキーが追い切りだけでなく、火曜から金曜まで乗ってくれていて、その中で、良いコミュニケーションがとれてきているようです。落ち着いてくれば、この先もやっていけると思います。距離が延びても対応できると思いますし、色々な選択肢が考えられると思います。これから暑くなってきますから、今回の疲労度もチェックして、馬が元気なら、ポイントも取れたことですし、サマー2000シリーズもその選択肢の1つになります」

2着 ドゥラドーレス(戸崎圭太騎手) 「スタートは上手に出て、大外枠だったので内を見ながらいい位置で運べました。折り合いもうまくつき、反応もあったのですが、前の馬もしぶとく、つかまえきれませんでした。残念です」

3着 オニャンコポン(菅原明良騎手) 「ちょっとずつ良くなってくれているのかなという感じもありますが、いい時に比べたらまだまだです。よくそれで3着まで来てくれました。ハンデが軽かったですし、もともと地力のある馬です。また頑張りたいです」

4着 シルトホルン(大野拓弥騎手) 「課題のゲートはクリアしてくれました。距離は若干長いところがありますが、よく頑張ってくれました」

5着 ドラゴンヘッド(横山琉人騎手) 「終いに徹しましたが、ハンデが軽い分、追い出してからの反応が良かったですし、ここにきて末脚がより一層良くなっているように感じます。自己条件でまた頑張ってくれればと思います」

8着 シリウスコルト(古川吉洋騎手) 「結果的にはハンデですね。あの感じでいつもは抜け出して来ますし、この時計なら動けるはずなのですが。仕方ないです」

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