アメリカの恐竜パークが閉鎖。動く恐竜たちがマーケットプレイスでナウオンセール!
庭に実物大の動くT・レックスを置きたい?なら今がチャンス!アメリカの体験型恐竜パークで活躍してきたリアルなアニマトロニクス(動く恐竜模型)がナウオンセールだ。
たくさんの恐竜たちが、2025年11月の閉園にさきがけFacabookのマーケットプレイスで一斉販売されることになった。
一体につき、約7万円台から53万円ほどと幅広く、12mあるティラノサウルスは約41万円となかなかのお値段だ。
同園は、これから先も移動展示などで継続するが、現地では子どもの教育に貢献してきた恐竜たちの行方に注目が集まっている。
このたび惜しまれながらの閉園が決まったのはニュージャージー州、オーバーペック郡立公園(Overpeck Park)にある、体験型恐竜パーク「フィールドステーション:ダイナソーズ(Field Station: Dinosaurs)」だ。
閉園日は2025年11月9日。パークの運営側は、財政上の課題とリースの満了を理由に決断したと明言している。
およそ14年にわたり100万人以上の来場者を迎え、手作りの実物大アニマトロニクスを中心に、楽しみ学べる教育的エンターテインメントを提供してきたパークのの閉幕は、子どもたちやファンにとっても大きな節目となる。
この画像を大きなサイズで見るimage credit:youtubeフィールドステーションの特色は、科学的根拠に基づく展示と、ドラマチックな演出を融合させた体験型プログラムにある。
楽しみにやってくる来園者のため、30体以上の本格的な恐竜の手作り模型のみならず、ライブショーも毎日開催、さらにはワクワクの化石発掘体験など、古生物学や環境学の最新理論を反映した解説も行ってきた。
この画像を大きなサイズで見るimage credit:palmieripuppets/instagram閉園までの10月の金曜・土曜には、”最後のイベント”として、「夜の恐竜探検(Dinosaurs After Dark)」が開催され、ランタン片手に恐竜の間を歩く「恐竜の降霊術」、キャンプファイヤーでの恐竜ソングなど、来たるハロウィンにぴったりの怖くて楽しい体験が子どもたちを待っている。
この画像を大きなサイズで見るimage credit:jerseydinos今回の閉園に先立ち注目されているのが、パーク内の展示品の一部、25体を超えるアニマトロニクスの恐竜たち。この恐竜たちが Facebook マーケットプレイスに出品されたのだ。
この画像を大きなサイズで見るimage credit:facebook この画像を大きなサイズで見るimage credit:facebookその価格帯は500ドル(約76,000円)から3,500ドル(約534,000円)ほど。各お値段はおおよそこんな感じ。
・ ヴェロキラプトル(約2.0 m): 700ドル(約107,000 円)・ トリケラトプス(約4.8 m 若い個体 ): 1,686ドル(255,000円)・ ティラノサウルス(約12m): 2,700ドル(約410,000円)
・ アパトサウルス(約23m): 2,860ドル(約438,000円)