中道・後藤氏が呆れ? 「まぁいい、もう聞かない。だってあなたと喋ってても何にも深化しないんだもん。去年も小泉進次郎さんに聞いてもポエム言うだけで…」 企業団体献金めぐり

 18日、衆議院政治改革委員会において、政治資金規正法の一部を改正する法律案の各案に関する審議が行われ、中道改革連合の後藤祐一議員が企業団体献金などをめぐる第三者機関のあり方について与党側を追及した。その際、後藤議員が答弁姿勢に対して「まぁいい、もう聞かない」などと呆れたような様子を見せる一幕があった。  【映像】後藤氏が呆れ?の瞬間(実際の様子)  後藤議員は、自民・維新案で国会に置かれる「学識経験を有する者により構成される合議制の組織」について、「何人で構成されるんですか?」と法案提出者である自民党の勝目康議員にただした。勝目議員は、委員の選任方法や人数などは法案成立後に「各党各派間で十分に協議されるものと認識をしております」と答弁した。   後藤議員は「通常法案で、こういった合議制の機関を設置するときは何人で構成されるとか、普通法律に書いてあるんですよ」と指摘。さらに、学識経験者の選出において与野党推薦を半々にするといった配慮を行うのかと質問した。これに対し勝目議員は「各党各会派間で議論をされた上で諸々決定されていくものと承知をしております」と回答した。   この答弁に対し、後藤議員は自席から「何にも答えてないですよ。ちょっとひどい」「関係ない答弁で時間稼ぎやめてください」とヤジを飛ばした。委員長に指名された勝目議員は「そうした点も含めまして、各党各会派間の協議に委ねられるということでございます」と答弁した。   後藤議員は、圧倒的に与党が多い理事会で決めるとなれば「与党の言いなりの学識経験者がたくさんなっちゃうじゃないですか」と反発し、各党の議論は理事会で行うのか各会派1人ずつなのかを質した。しかし勝目議員はここでも「その点も含めまして、各党各会派間の協議に委ねられるものと承知をしております」と同様の回答を繰り返した。 

 さらに後藤議員が、この組織の事務局を国会職員が担うのかと質問すると、勝目議員は「これも先ほど来のご答弁と同じでございまして、そこも含めまして各党会派間の協議に委ねられる」と繰り返した。   後藤議員は「事務方を各党がやっちゃったら歪むじゃないですか」と批判し、自民党の長谷川淳二議員に見解を求めた。長谷川議員は過去の先例を挙げ、議会運営委員会の申し合わせにより手続きが決められると説明した。後藤議員が自民党有利にならない形への配慮と、事務方をせめて国会職員と約束するよう求めると、勝目議員が「政党職員でと言っているわけではない」と回答した。   後藤議員が「政党職員じゃないということでいいですね?」と確認すると委員会室に笑いが起きた。この念押しに対して勝目議員が自席からさらに何かを訴えようとする様子を見せると、それまでの質疑で「協議に委ねる」との回答が何度も繰り返され議論が平行線をたどっていた背景もあってか、後藤議員は勝目議員とのやり取りを打ち切るように「まぁいい、もう聞かない。だって、あなたと喋ってても何にも深化しないんだもん。いや、質問しません。去年もそうだったんです。小泉進次郎さんに聞いてもポエム言うだけで、長谷川さんに聞くと議論が進むっていう。全く同じなんですよ」と発言し、委員会室がざわついた。   続いて後藤議員は長谷川議員に対し、合議制組織が示した結論が自党の考え方と異なっていたとしてもそのまま制度化することを約束できるかとただした。長谷川議員は、有識者に「預ける」形で議論するとしつつ、結論をあらかじめ予測することは適切ではないと答弁した。   日本維新の会の金村龍那議員も答弁に立ち、第三者機関で見解を示した後に各党各会派で議論して結論を得る「2段階」だと説明。後藤議員が「永遠の時間稼ぎじゃないですか」と批判し、有識者からの具体的な結論に従うのかと迫ったが、金村議員は「(先ほどの説明の)それ以上でもそれ以下でもない」と答えるにとどめた。   最後に後藤議員は、報告書や結論の案作成において有識者に一切接触しないことを約束するよう求めた。長谷川議員は、政治家が関与するかどうか予断を持って言うことは適正ではないとし、各党各会派間の議論で適正な運営のあり方が決められると回答。後藤議員は「そしたら有識者に接触することを認めているようなもんじゃないですか。こんなんで中立・客観でできるんですか」と指摘し、「やり方を決めるところから決まらない、時間がかかって、時間稼ぎでちょうどいい、その思惑が明らかになった」と述べて質疑を終了した。  (ABEMA NEWS)

ABEMA TIMES編集部

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