茨城から沖縄に津波注意報、最大1メートル予想 フィリピンで地震
津波注意報が出た那覇市内
8日朝、フィリピン付近で発生した地震により、関東以南の太平洋沿岸などに出ていた津波注意報について、気象庁は午後4時50分、すべて解除した。気象庁は午後5時から会見を開き「遠地の地震では海面変動が長い間続く。今後1日程度は継続する可能性が高く、海に入っての作業や釣りなどの際には十分留意が必要だ」と呼びかけた。
地震は午前8時40分ごろに発生し、地震の規模はマグニチュード8.2と推定されている。気象庁は午前9時過ぎに津波注意報を発表。8日午後4時46分に宮崎県の宮崎港で30センチ、午後2時前から4時前にかけて東京都の小笠原諸島・父島二見、和歌山県の串本町袋港、鹿児島県の種子島熊野でそれぞれ20センチの津波を観測した。ほかにも太平洋側の各地で津波を観測している。
フィリピン付近で起きた地震の影響で、関東以南の太平洋沿岸に津波注意報(黄色部分)が出された。また幅広い範囲で若干の海面変動が予測される津波予報(青色部分)が発表された=気象庁ホームページから沿岸の自治体では8日、避難指示を出すなどして注意を呼びかけた。総務省消防庁によると、8日午前10時半時点で、茨城県~沖縄県で10万2602世帯19万5243人に避難指示が出ていたが、午後6時までにすべて解除された。被害の報告はないという。
気象庁によると、フィリピン付近の地震で津波注意報が発表されるのは23年12月以来。
沖縄近海を管轄する第11管区海上保安本部は津波注意報を受け、対策室を設置した。巡視船艇39隻や航空機3機で、情報収集や港に停泊する船舶などへの注意喚起をしている。8日正午時点で、被害は確認していないという。
津波注意報が出された和歌山県那智勝浦町=2026年6月8日午後0時38分、朝日放送テレビヘリから、大山貴世撮影神奈川県横須賀市の久里浜港と、千葉県富津市の金谷港を結ぶ東京湾フェリーと、三重県鳥羽市の離島の間を結ぶ市営定期船は4航路全てで運航を見合わせている。
【動画】建物の外壁が落下 ミンダナオ島で地震=ロイター
津波注意報が出た那覇市の海の様子
津波注意報が出された和歌山県串本町。沖に向かう船が見られた=2026年6月8日午後1時9分、朝日放送テレビヘリから、大山貴世撮影
お気に入りのニュースサイトをGoogleで優先的に表示できます。今すぐ「朝日新聞」をかんたん登録